「人を陥れる後輩」
日本美術家連盟の会員になって3年経ち、これはもう社会的正義の為に公言して良いと思って言う。
信じ難い話だが、美術界では人を陥れて出世する人というのが本当にいる。
私もそういう目にあった一人である。
かつていた教室の女性の後輩がその主犯だ。
私が先輩なので、お手本として親切に仕上げてあげた絵をあるギャラリーで無断で売り、「初めて売れました!」とSNSで大宣伝して、私には一切教えない、と言う目に遭った。
彼女はそのおかげで大出世したわけだが、私をネグレクトしているのだ。
また、していないのに、私がセクハラしたと師匠に訴え、それを信じた師匠やその仲間にしばらく見放されたりもした。
その時は、私はかなり苦しい目を味わった。
そうやって自身の出世のために、先輩の私を蹴落としてきたのである。
元々は彼女が、私の絵を見たいからと言って、横浜のあるギャラリーの私が参加する展示に来たことが始まりだ。
いつまでも画廊から帰らないのでどうしたのか聞いたら、自分も絵を描きたいと始まった。
話すと、彼女は若くて熱意も感じたので「ようし!じゃあ僕の教室に来なさい。」と招いたことから始まったのである。
そしたら今度は月謝のお金がないと始まって、私からも頼んで師匠が3ヶ月無料で通わせたのである。
そこで私は恩人なのに、まことに酷い仕打ちを様々に受けた次第である。
彼女が3ヶ月経った後も無料で通いたいと言いだし、 私だけ月謝を納めてるのもおかしいじゃないか、と師匠に相談して一度辞めてもらった。
嫌なこともそこで終わったかと思っていた。
しかしその後、続きが始まってしまったのだ。
教室で、私が彼女の隣で大作を描いていたわけだが、その大作の形や構図をパクって私の所属美術団体・新構造社の新構造展に応募してきたのである。
それが賞を取ったのだ。
それもそのはず。
会員の私の作品を真似したのだから、良いに決まっている。
それをまた「受賞しました!」とSNSで大宣伝した挙句、私に会っても一切無視で挨拶しないのだ。
彼女はおかげで会友推薦を受け会友になったのに、いまだに私に会っても挨拶がない。
展示会場で「こんにちは」だって私に言わないで無視してるのである。
そうやって私は後輩になってしまった人に陥れられて来たわけだが、実はまた始まろうとしている。
私の参加する銀座のグループ展に、私のいない時に訪ねて来て、自身の作品を私たちの枠で出したいと始まった。
私は一参加者として、みんなが私のような目に遭わない為にも断固として彼女を拒否するが、一体どうなることやらだ。。。