「芸術村5日目」
どしゃぶりの雨模様から1日が始まった。
お客様がチュックアウトする10時近くまで雨は降り続けていた。
お客様はアートが好きで、チェックアウトするまでに、全てのバンガロー内に飾った絵を全部見せてあげていた。
「感動しました。」と深くご感概のご様子であった。
お客様が芸術村を出た後、我々スタッフ3人は私の運転で買い物に出かけた。
また車の運転の実地連習である。
大陽が出てすっかり晴れ渡った村の道を、安全運転ですいすいと進んでいった。
買い物から帰ると、今度は看板書きである。
げーじゅつまるくんのイラストを入れて「日本芸術村」の看板を油絵の具でPDFボードに描いた。
そうこうしているうちに、隣村の猟師のMさん夫妻がいらっしゃった。
なんと草刈り機をゆずってもらえるという話があり、軽トラで持ってきたのだった。
着くなりレクチャーが始まり、Mさんのお手本を見ながら私は滝の汗を流して草を刈った。
その後、東屋にて7人で天ぷらパーティーとなった。
飲んで、食べて、話して、大変楽しいひとときとなったのである。
こうして5日目の芸術村営業は終わった。