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「大磯での水着撮影」

カメラマン:KAMEGAYA
カメラマン:KAMEGAYA

「大磯での水着撮影」

 

 

モデルさんと2人、大磯ロングビーチへと撮影に向かった。

かねてより水着を撮りたいと2人で言っていて、ようやく中秋の今日、念願が叶った次第である。

 

ロングビーチに着くと、まだ入り口のシャッターがしまっていて誰もいなく、閑散としただだっ広い駐車場エリアに二人だけという格好となった。

他に何にも人の気配のする建物もなく、ロングビーチ外周植え込みの松林にトンボの群れが飛んでいるばかりである。

9時オープンということだが、9時になっても入り口のシャッターが閉まったままだ。

おかしいと思い、ビーチの母体のプリンスホテルに電話すると、今日に限って10時オープンだという。

それで、こんなところにいても1時間も潰せないので、二人でプリンスホテルに向かいホテルロビーで休んでいることにした。

 

まあ、始まりはこんな具合にアンラッキーであったが、今日1日を楽しくするかしないかは自分次第。

そんなことでめげないで、撮影に挑んだ。

 

撮影は全て人物ポートレートだが、青い屋根の続く休憩所から始め、プールを背景に、噴水を背景に、椰子の木を背景に、青い連続して四方に広がるパラソルを背景に、と順に進めていった。

途中雨がぱらつくが、すぐ青空に切り替わった。

売店で、チアソーダのレモンスカッシュとブルーハワイを頼み、それを飲んでいる姿も撮影した。

 

そんなこんなで、大磯ロングビーチでは撮影を終え、今度は場所を移して大磯港の横の砂浜でのカメラ仕事に移った。

階段の続く砂浜にサラシっぱなしの、5階建ての建物がある。

そこの階段の途中で海や漁港を背景に撮った。

あと、波打ち際にビーチサンダルで入り込み、三角岩と大海原を背景にも撮影したのだった。

 

そうして仕事を無事終えて、ほっと一息。

今日の朝からの撮影を終えたのだった。

 

右足首の捻挫と右腰のギックリ腰が痛く、体調は不完全であったが、撮影仕事終える頃にはほとんど治ってしまって、痛みも収まっていた。

ひと時の雨も快晴に転じ、やりたいことをきちんとこなせて、怪我まで治る。

ああ、これも天からの賜物だったな。

まったく全てが佳く順調に進んだ1日だったと思う。