「素直に務める」
私たちはもともと何一つ知らない。
だから知らないことを恥ずかる必要はこれっぽっちもない。
知識など全て後からくっつけたものにすぎない。
知らなきゃ素直に、「それはなんですか?」と聞けば良い。
邪魔するのは、いつもプライドだけだ。
知ってるふりして威張り腐るのはやめておこう。
いつだって自分の無学さや小ささを素直に理解しよう。
人間は、いつも気位の高さだけが、円滑な人間生活の邪魔をするのである。
怒り、悲しみ、自己破壊など、トラブルの原因は、全てが驕り高ぶりから発生する。
自分が無知であることを悟り、素直な態度に務める人ほど人生は楽しくなり、しかもこの世での出世が早いのである。