「こだわりと囚われ」
一人の人間として意識的に生きている以上、良いこだわりは持たなくてはいけない。
だが、良くない囚われは捨て去ろう。
囚われはこだわりなのではなく、悪い執着なのだ。
自由になるためには、執着を脱ぎ捨てなきゃならない。
過去の悲しかった思い出や、現世での先入観や固定観念、世間や同じ共同体内での他人の目を気にしすぎる風潮。
そういったものは、全て囚われである。
人間は誰しも、自分が良いと信じたことを、そのままやって良い。
囚われの力に負けないように。
前向きに自分の人生を作っていくためのこだわりは、必ず持とう。
例えば、人を愛することや、ピンチで勇気を出して身を乗り出すことなど、そういった生き方のこだわりに対してはポジティブなイメージを保ち続けよう。
そう言う生き方まで、何かの宗教の囚われの一つだとネガティブに否定してしまったら、人間は愛も勇気も持たないことになる。
私は、人間の愛と勇気を信じたい。
それがあるから人間なんだから。