「人は助けてくれないが神は必ず助けてくれる」
今、私は何をやるにしても充実していて、人生に大きな喜びを感じている。
しかし、一時期、20代から30代初頭まで、私は何をやるにも億劫で不幸ばかりを感じていた。
殺伐とした世の中に対してうらぶれて生きて、人生に絶望ばかりを抱いて仕方なく生きていた。
それが今はどうだろう。
私は積極性の塊の人間と化してしまった。
と言うのは、絶望の果てまで行って、結局は誰も何も助けちゃくれないことが分かったからである。
自分を助けられるのは、自分しかいないことが判明したのである。
億劫で絶望していた頃は、何となく誰かが助けてくれる甘えがあった。
しかし、誰も何にも助けてくれないのを身に沁みて知ったのだった。
誰一人として助けちゃくれないのか。。。
よし、だったら俺が俺を助けるしかないか。
そう思って、考え方を変え、生きる態度を変え、話す言葉を変え、生活習慣を変え、行動パターンを変えた。
そうこうしているうちに10年以上経ち、今の幸せな日常に至ったのである。
厳しい現実を教えてあげよう。
人は自分のことを愛してくれても、愛する側にメリットがなければ、具体的には自分を何にも助けてくれない。
それが現代社会に生きる人間の本当だ。
もちろん自分からはいくらでも人を愛せるし、助けてあげられる。
しかしその反対は、滅多な事では成り立たないのである。
そして、素晴らしい真実も教えてあげよう。
人は自分を何にも助けてくれなくても、神様は自分を必ず助けてくれる。
自分の行い次第で、それに応じた現実生活を神は与えてくれて、その際に必要な「物・金・人の縁」という具体的な現実をお与えになるのである。
それらをどう使うのかを神様はあなたの自由意志に任せられていて、現実を良くするために使った人に、本当に現実が良くなる効果を与えるのである。
それが「現世での救い」なのである。
結局、自分は自分で助けるしかないというのが本当の答えだが、神様がその手助けをいつでもしてくれているのが真実なのだ。