「得を取らずに徳を取る」
助けを求める人のために汗を流すことを厭ってはならない。
弱った人の役に立てることをすると、結局は自分が助かるのだから。
損得勘定なしに無目的的にどんどん人の力になってあげよう。
そうするといつの間にやら自分の問題まで、すんなり片付くようになっていく。
それは人を助けたことによって徳が高まったからである。
目には見えないが、徳は必ず人の背後にあり、自分の中の善い行いを増やすと徳の貯蓄が増えていく。
人のために積極的に汗を流して助けてあげると、徳は自ずと増えていく。
そうやって徳を身に纏い積極的に生きていると、それとは関係のない自分個人の問題まで解決してしまうのである。
大いなる神様がその人の徳の大きさに応じて救ってくれるからである。
損得を取らずに徳を取ろう。