「東家を建てて思うこと」
今日帰られたアーティストNさんとは野坂衣織さんである。
芸術村ご滞在中は、葉っぱを描いた作品や切り株のデッサンをされていて、普段絵を描かない旦那さんも2枚ほど面白い作品を仕上げられていた。
ご夫婦2人とも制作を非常に楽しまれたようで、芸術村にとってもとても感慨深かった。
さて今日は若神子の生徒Rさんが、夕方、大型バイクで私と愛琥さんの顔を見にきた。
彼の作品は新構造神奈川展で奨励賞を受賞したわけだが、神奈川支部展の全出展作品をiPADminiで見ながら、東屋の中で夜が暗くなるまで美術談義に花が咲いた。
お客様が東家で作品製作されたり、東家で美術の話で盛り上がったり、本当に東家が建てられてよかったなあとしみじみ思う。
また、まだ東家は建設されたばかりであるが、芸術村にとってかけがえのない場所になってきたなあ、としんみり思う。
この建物は芸術村のランドマークとなったわけだが、多目的東家であり、これから面白いふうに使っていきたいと思っている。
ここで、美術講義を宿泊とセットで開催したり、茶道や俳諧をしたり、コンテンポラリーダンスの舞台として使ったり、アクションペイティングをしたり、はたまたそれらを同時進行でコラボしたり、面白い企画をこれから準備しようと思っている。