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「村の方達と焼き肉・ほうとうパーティー」

東家「梨楽庵」にて
東家「梨楽庵」にて

「村の方達と焼き肉・ほうとうパーティー」

 

 

今日は「焼肉・ほうとうパーティー」を、スタッフになって頂いている村の方々とその家族・友人方と供に開催した。

アルバイトして頂いている2人の奥様とその旦那様達・近隣の組合の友人を集めて9人で、東屋の中でワイワイ楽しんだ。

 

今回の焼肉・ほうとうの材料費や調理はアルバイトの2人からのもてなしで、私たちは山梨県の美食で大判振る舞いをして頂いたのだった。

それでバイト方2人の下ごしらえした焼き鳥や、スライスしたお肉類やカットした新鮮地場産野菜を、私と愛琥さんも加わり、それぞれ手分けしてジュージュー焼いたのだった。

その下ごしらえや焼いている間は、旦那様型が焼酎・ビールを片手に盛り上がり、料理の到来を待機してくれていた。

 

もちろん焼き鳥は、炭火を起こして焼く、本格炭火焼鳥。

火起こし経験不足の私が、経験を重ねる意味あいも兼ねて炭火を起こさせて頂いた。

そして30年続く秘伝の甘辛いタレを使って、外はカッリカリの中はジュワジュワ~の超美味しいネギマ焼き鳥を、バイトのCさんがこしらえてくれたのだった。

そうかと思うと、隣に設置したガスコンロではもう1人のバイトのMさんが、地場産野菜、ウインナー、豚肉、牛肉をフライパンでじゃんじゃかと焼き、焼き鳥と野菜と焼肉で素晴らしい香りを東屋の中まで漂わせて、東屋の中では旦那様型が酒を手にますます盛り上がったのだった。

 

実はその前に一番最初に焼いたのは、松茸であった。

やはり松茸はキノコの王様だけあって、炭火で炙ると、素晴らしい良い香りをキャンプ場中に漂わせた。

実はこの松茸は、このまんだら山で採れた新鮮松茸である。

なんと、今日お呼びした松茸組合の組長のUさんがご好意で採って来てくれたのである。

重ねていうが、炭火で香ばしく焼いた新鮮採りたて松茸は最高に美味しかった。

 

そして調理も終わり、9人みんなで再び乾杯し直す。

私が挨拶をして乾杯の音頭を取った。

 

さまざまな話で盛り上がり、焼き肉を食べ終わると今度は、特製カボチャほうとうの出番だ。

もうこれは厨房棟でバイトの奥様2人が作り終わっていて、温めるだけで提供できるようになっていた。

そして、力仕事の私の出番。

ほうとうでズシリと重い大鍋を、厨房等から東家に持ち運んだのだった。

 

そして、それぞれにめいいっぱい椀にたくさん盛り付け、みんなで食べ始めた。

ああ、美味い。。。

それはもう本当に、心から優しさが飛び出すようにまろやかで美味しかった。

みんな二杯目もお替わりしてお腹を膨らませた。

山梨県の奥さんの作る、昔から伝わる本当のカボチャほうとう。

このおふくろの味は、ここでしか食べられないスペシャルな一級品であった。

 

気の合う仲間でこのキャンプ場を貸切にして、完全地場産の特製の焼き鳥、焼き肉、ほうとうで、心ゆくまで酒を手に食す。

こんな贅沢なことは他に、なかなかないだろう。

何百万円積んでも手に入らない貴重な経験だろうと思う。

ここでは、それがそれに比べればわずかなお金と人の縁で、簡単にできてしまうのだ。

 

ぜひお客さまの皆様方にも、この芸術村で、大切な仲間と美味しい物を一緒に食して楽しんでいただきたいと願っている。

 

今日は本当に楽しい日だった。

新鮮採りたて松茸から始まり、全て地場産の豪華な焼き鳥に焼き肉・焼き野菜を中継し、最後は特製カボチャほうとうで腹一杯にして締める、というとんでもなく豪華なパーティーであった。

 

雨の予報だったが、始終ほとんど雨にやられず、むしろパーティーの初めの頃には青空まで澄み渡っていた。

今日は9人みんなの行いが天気も晴らせ、神様が最高に佳き日にしてくれたのだと思っている。