「芸術村6日目、廃品回収業者」
今日は朝から廃品回収業者と打ち合わせになった。
実は、壊れて不要な電子レンジや、草刈機、チェーンソーなどや、今でも動くが不要となった特大の大型スピーカー2台や、テントの屋根、鉄パイプや鉄板、その他にも処分品多数を、回収できないかの相談をしたのである。
相談した結果、廃品回収を快く引き受けてもらい、午後にもう一度軽トラックで来て、その廃品の一部を回収してくれた。
何度かに分けて持って行ってくれる手筈だそうである。
廃品回収業者を午後まで待っている間に、先日描いた三角形キャンバスの絵に着色した。
6枚あるうちの2枚を仕上げ、4枚は明日に回すことにした。
それと、業者を紹介してくれたアルバイトのMさんもいらして、業者との間を円滑に保っていただき、廃品回収が終わると、夕方まで私と愛琥さんとMさんの3人で東屋の中で楽しく談話した。
なんと業者さんからは、午後に再度来た時に、有名ブランド「中村農場」の新鮮産みたて生卵を10個もプレゼントしていただいた。
それは茶色い赤卵で買ったら一個150円するらしい。
そんな高価な突然のプレゼントに驚いたが、ああ、これが本当の山梨県人の優しさなのかあ、と感激してしまった。
そして業者もMさんもお帰りになった後は、ひたすらに寝た。
疲れがどっぷり溜まっていたらしい。
それと、今日はずいぶん冷えて、陽気が急に寒くなった。
いきなりの寒さにまだ慣れないので、疲れやだるさも体に現れ、睡眠にも拍車がかかったようだった。
起きた後に夕食を摂ったが、せっかくなので先ほどの新鮮生卵で卵かけご飯にした。
殻を破るときに、殻がしっかり硬くて、卵なのに重厚な手応えが手に伝わる。
割れる時の音まで品があって違う。
黄身が真っ黄色で白身がぷっくり厚さがある。
それは、いつも食べてるテロンテロンの中身と全然違った。
ああ、これが本物の卵というものなのだな!と、感動してしまった。
本当に美味しい卵かけご飯だったので、なんと3杯も食べてしまい、3杯もご飯を食べることも久しぶりのことであった。