「11月雅楽谷会投句」
久しぶりに俳句を詠む。
雅楽谷会へと入って一年数カ月となる。
絵に写真にキャンプ場経営に、忙しく駈けずり回っていて、俳句を詠むのをしばらく怠っていた。
ない頭を捻り出して、今日ぶしつけに詠んでみようと思う。
11月雅楽谷会の兼題は「蒲団(ふとん)」。
以下五句である。
○薄暗き 蒲団のすき間 見る明かり
○蒲団から 都会の巣へと 身を流す
○鐘響く 朝靄の堂 清々し
○秋の庵 フィルムに写す 旅鴉(たびがらす)
○愛の羽根 彼の地の疲れ 癒したもう