「愛が世界をつくる」
他者を思い遣る心をたくさん持とう。
それが愛となり、全ての良い事象を作っていく。
愛することで信頼が生まれ、信頼が物やお金や良縁を生み、この世は人それぞれに好転していく。
それが悪い世の中を良いものとして作り変え、政治の質を良くし、良い国をも作っていく。
そういう流れに名前をつけたものが本当の歴史であり、愛が歴史を作っていると言っても過言ではない。
争いばかりが歴史ではない。
戦争や破壊の歴史だけが歴史なのではない。
その国がいつまでも続いていくために、あらゆる危険性の中でどうやって平和的に争いを回避していくのか?
それが本当の価値を持つ歴史なのである。
それは一人一人の国民が他者を自分から愛することによって、歴史の質も良いものに変わり、愛の総意がその国の素晴らしい政治や誇らしい歴史を、これからも作るのである。
そして世界をもっと良くしていくのだ。
愛することは全ての源で、「世界の今」は愛した結果に生まれた姿と言って良いだろう。
自分としては愛したのに世界が断片的に崩れているのは、あなたの愛が届かないからではない。
崩れた事象を共有する他の人間たちが、お互いを愛さないからである。
あなたがもし愛さなかったら、人ひとり分だけ、世界に破壊を許容することになる。
だからあなたが、身の回りの他者を愛していることは、人一人分だけ世界に本当に平和を作っているのである。
世界の平和を願っているならば、あなたは他者を愛している限り、安心して世界を見守っていれば良いのである。
世界の破壊が進んで行くことをテレビやネットで騒ぐ人たちには、愛する行為が欠けているから、破壊される行為だけが宣伝されてしまうのである。
その宣伝が、自分の心や人間同士の絆にも新たな破壊を生み、人を愛さないまま人類は希望を持てなくなる状態が続いてしまっている。
それが本当のところじゃないだろうか?
じゃあそういう不安はどうしたら消えるだろう?
それはあなたの周りにいる人を自分のように愛して、大切にすることで消え去るのである。
いくら世界のどこかに破壊される地域があったとしても、あなたはあなたの暮らす地域が平和なら平和なのである。
それを人類の一人ひとりが目指せば、自然と世界は平和に包まれることだろう。
たとえ敵のような人でも、自分のように愛することで、敵は味方に必ず変わる。
それは難しいことであるが、その難しいことを、「いいよ~!」とやれる気持ちが大事なのである。
人類の一人一人がそういう努力を自然にできれば、愛の総意で世界は必ず、平和を保ち続けるはずである。