「新構造埼玉写真部ご宿泊2」
写真部ご宿泊2日目の朝を迎えた。
すっかり私も寝てしまい、目覚めると6時半。
あ!炊飯器のスイッチを入れないとお客様の朝飯に間に合わない。
急いで厨房等に行き、スイッチをオンにする。
天を仰げば曇天模様のなんとも薄暗い朝であった。
お客様も続々と起きてバンガローから外に出てきて、「おはようございます。」の挨拶を交わす。
8時に朝食なのだが、それまで自由行動で写真を撮るという予定になっていて、写真部の方々はカメラに三脚に敷地内をあちこち飛び回っていた。
さあ、朝食作りの仕事だ。
重箱におせち料理のようにご飯とおかずを飾り付ける。
芸術村特製お重弁当だ。
7時半になると、バイトの二人も来る。
そして厨房棟では、私とオーナーとバイトさん二人の四人でひきめし合って、料理や盛り付けをしていた。
撮影で外に行った時の昼食に持たせるおにぎりも、二個ずつ人数分作る。
そして出来上がり、みんなにお重弁当を渡し、東家「梨楽庵」で召し上がられた。
みんな、うまいうまいと食べてくれただろうと思う。
結構なボリュームでも、誰も何も残さずに、ペロリと完食していただけたからである。
そして食べ終わると、写真部御一行は瑞牆山方面に車でお出かけになられた。
しばらくはお昼まで暇な時間が過ぎていく。
少し休憩し、ネットの仕事をする。
あと、拾って溜めといた松ぼっくりや木端で民芸品作りにもチャレンジしてみた。
昼過ぎになると、1度帰ったバイトの二人がまた来る。
今度は夕飯の支度である。
鹿肉の下拵えや、野菜鍋のための具材切りを4人でする。
あと実は昨日に続き、スタッフ達だけの今年最後の打ち上げも、写真部様夕飯の前にすることになった。
夕方4時から6時くらいまで酒をやりながら、天ぷらに赤飯に餃子にでお腹をいっぱいにした。
そして、夜7時頃写真部が芸術村に戻られた。
帰りに温泉に入ろうとしたら、見事な富士山が広がっていたので撮影が帰り際に始まり、結局湯に入れずに帰ってきたとのことだった。
レクリエーションルーム「八ヶ岳ハウス」に料理をじゃんじゃかと運んでいき、豪華な夕飯が始まった。
野菜鍋に、天ぷら。
餃子に、鹿焼肉。
最後は鍋にご飯を入れて雑炊にして締め、およそ3時間ほど宴会を愉しまれた。
その後、皆さんはシャワーを浴びられた。
風呂に入り湯に浸かりたい女性客の一人には、管理棟のお風呂も貸してあげた。
そして、写真部の皆さんはそれぞれのバンガローに戻り、就寝された。
今日は、また仕事に充実した日であったなあ。
いい汗をたくさんかいた1日であった。