作者近影
「あっちこっち」
毎日が忙しすぎて意識があっちこっちにいく。
芸術という一つの道を追い求めながら、たくさんの事をして、たくさんのことそれぞれに全力集中で意識を傾ける。
それはかなりハードなことだ。
何か一つ終わったら、全然違う新たな一つに、すんなりと着手しなくてはいけない。
例えばそれは、右に曲がったり左に曲がったり真ん中を行ってみたり、その時迫られた選択肢で命懸けで生きているようなものだ。
それは感情や感覚を飛び越えて、半ば機械的に行われるようにしないと、私は身が持たないのである。
ネガティブな思いを感じていても口に出すようじゃ、次々と取りかかれない。
いちいち一つ一つに不平や不満を言ったりして、構っていられない。
それが来たらやるのみである。
あっちこっちに飛びながらも、いつも全力集中さ。