「「EDEN PROJECT 絵画教室」2ヶ月目」
「EDEN PROJECT 絵画教室」を先月1月から始め、今月2月で2ヶ月目の授業となった。
先月は適度な生徒数で「絵画教室」という形が無事実現し、授業内容も生徒に大好評で、今月も同じモチベーションで継続している。
私は授業を教えることは楽しく、たいして難しさを感じていない。
しかし、生徒を集めるのに少し難しさを感じている。
コロナ蔓延で人々の気持ちが弱っているのも影響しているし、経済的にも絵画を始められない人が多い社会となったのも大きく影響しているのだろう。
しかし、「アート」に人々の需要があるのはとても感じている。
貧しくても描きたい人はたくさんいる。
それなら優しい条件で供給すれば必ずうまくいくだろう、と信じている。
まあ、まだまだ初めて2ヶ月目なら、生徒集めに翻弄するのも当然の試練だろう。
2月のモデルデッサンは「フラメンコダンサーのダンス姿をスマホで撮って、後からスマホ写真を見て描く練習」とした。
実際見ながら描くのはもちろん大切だが、写真をすぐ撮って見て描く練習をした方が、今の時代に合っていると思ったからである。
好きなものをスマホで撮って描く習慣ができれば、モデルをわざわざ雇わなくても描けるし、時間制限もないので落ち着いて絵が描ける。
そういうわけで、学習した後の生徒の利益を考えて、「絵画教室なのに撮影して描く」という型破りな実践的授業をしたわけである。
私の懸念は生徒数であった。
インスタグラムで不特定多数の方々に有料宣伝もし、知人友人を当たっても、生徒数が1人しか集まらない状況に追い込まれたのである。
しかし、急遽私の彼女が加わってくれて2人となり、生徒数の少ない事情をフラメンコモデルさんに話したら「後から写真を見て描くので良いなら」と、なんと彼女もその日の絵画教室の生徒になってくれたのだった。
こうして無事3人生徒が集まり、数の上ではなんとか凌ぎ、2月の最初の授業は成功したのだった。
生徒数はまだまだ少ないが、この難しさも楽しく乗り切っていきたい、と思っている。
これからいろんなイベントを編み出していきたい。