「天の国」
私は正真正銘のキリスト教徒として言いたい。
我々が普段、漠然と考えていることをはっきりさせたいからだ。
今歩いている道がどこに続いているのか、私にはうっすらとわかっている。
自分の使命を全うすることで、この世のうちから天の国(=神の国=天国)の住人になること。
それがすべての人の道の最期に訪れる「究極の最終形態」である。
私のような芸術家も、音楽家も、はたまた政治家や経済人、弁護士や医師、大工や職人やサービス業者、その他のありとあらゆる職業の者たちも、それぞれに目指す究極の目的があると思う。
しかしそれらが総合して向かって行く終着点は、「天の国」なのだ、と私は信じている。
さて、「天の国」とは何か?
それは、自分のこの世の使命に気が付いた者が、「今この瞬間に」主体的に行動する場合だけに与えられる「聖なる霊域」のことである。
愛のためにそのように行動する人間は、知らないうちにもう魂が天の国に入国しているのである。
その霊域である国に入れた者は、死んでも魂がも永遠に生き続ける。
私独自の解釈では、天の国とはそういう所であり、この世のうちから魂は天の国に所属できるのある。
いやあ。。人間、死んだら、物理的に消滅するでしょ!?
魂などあるはずがない!!
ましてや天国があるなんて、もってのほかだ!!!
そういう意見の方が大多数であろう。
しかし、未来の科学でしかわからない生命エネルギー体が、人間の肉体やその周りにあって、死んだ後もそれが個人の意識を形成し続ける、と私は思っている。
まあ、それが魂と呼ばれるものなのだろう。
思考や言葉も、魂を形成する要素であり、究極的にはエネルギー体の一つであるだろう。
そしてそれが、物理的に理解できる時代がきっと来るだろうと、私は睨んでいる。
まあ補足だが、その頃には人間は過去に魔法だった技をも使えるかもしれない。
天の国とは、物理化学的に言うと、それらエネルギー体である魂が所属される異次元空間なのであろう。