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「天の国」

『ジーザス・クライスト』F100/ミクストメディア
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Yutaka Micahel Maria KAMEGAYA
Yutaka Micahel Maria KAMEGAYA

「天の国」

 

 

私は正真正銘のキリスト教徒として言いたい。

我々が普段、漠然と考えていることをはっきりさせたいからだ。

 

今歩いている道がどこに続いているのか、私にはうっすらとわかっている。

自分の使命を全うすることで、この世のうちから天の国(=神の国=天国)の住人になること。

それがすべての人の道の最期に訪れる「究極の最終形態」である。

 

私のような芸術家も、音楽家も、はたまた政治家や経済人、弁護士や医師、大工や職人やサービス業者、その他のありとあらゆる職業の者たちも、それぞれに目指す究極の目的があると思う。

しかしそれらが総合して向かって行く終着点は、「天の国」なのだ、と私は信じている。

 

さて、「天の国」とは何か?

それは、自分のこの世の使命に気が付いた者が、「今この瞬間に」主体的に行動する場合だけに与えられる「聖なる霊域」のことである。

愛のためにそのように行動する人間は、知らないうちにもう魂が天の国に入国しているのである。

その霊域である国に入れた者は、死んでも魂がも永遠に生き続ける。

私独自の解釈では、天の国とはそういう所であり、この世のうちから魂は天の国に所属できるのある。

 

いやあ。。人間、死んだら、物理的に消滅するでしょ!?

魂などあるはずがない!!

ましてや天国があるなんて、もってのほかだ!!!

そういう意見の方が大多数であろう。

しかし、未来の科学でしかわからない生命エネルギー体が、人間の肉体やその周りにあって、死んだ後もそれが個人の意識を形成し続ける、と私は思っている。

まあ、それが魂と呼ばれるものなのだろう。

思考や言葉も、魂を形成する要素であり、究極的にはエネルギー体の一つであるだろう。

そしてそれが、物理的に理解できる時代がきっと来るだろうと、私は睨んでいる。

まあ補足だが、その頃には人間は過去に魔法だった技をも使えるかもしれない。

天の国とは、物理化学的に言うと、それらエネルギー体である魂が所属される異次元空間なのであろう。