「善行が命を作る」
人間の一生は善行をいかに積み上げたか?
実は、人生はそのことだけにかかってるのである。
「今生きる」全ては、その人の善行の積み重ねが作り上げているのである。
あなたがどこかで善いことをしたので、その延長線上に今の命が神様に保証されているのである。
もちろん、悪行もその人の人生を形作る。
しかし、悪行はその人を「滅び」へと形作るのである。
人間は生きていれば、人の心を必ず傷つける。
それは、はきり言うと「罪」である。
たとえそれが不本意に傷つけたとしても、傷つけられた人が苦しんでいたらその罪は重いのである。
そういう罪を抱える人間が「救われる」ためには、善い行いを他人に施さなくてはならない。
それのみによってしか、罪人の心は救われないからである。
人間の多くは、自分の人生の大部分を悪行ばかりして過ごす。
それは、実は、「自分の命の消滅」へと向かっているのである。
なぜなら神様が悪行を認めず、悪行をしたまま改めない人間の命も認めないからである。
じゃあどうするか。
困った人を助けることだ。
それは具体的には、心に不安や恐怖のある者を、自分の前向きな行いで救ってあげる事である。
自分の命を神様に捧げ、実際的には困った人に対して自分の力を、あらゆる形で捧げる。
それが「自分の全てを捧げる」という事である。
それを「善行」と言うのである。
その善行によってのみ「罪人の救い」が実現する。
そして善行は、死滅する運命を逆に破壊して、生きる運命へと方向転換するのである。
そういう善行を知らず知らずに積み重ねた結果、あなたは今ここに存在し、当たり前に生きているのである。