「一人前の大人とは」
今日は子供達諸君に言いたい。
大人になったら、大人として社会から認めてもらわなきゃならない、ってことをね。
そうしないと大体の場合、生きていくために「お金」がもらえないのだよ。
体だけで大人で、中身が子供の「逆コナン」じゃダメなんだよ。
嫌だからやらないとか。
性格に合わないからやらないとか。
そう言っているうちは何をやってもダメだよ。
避けて通りたいことを、できないなりに通過するから、あなたは一人前になれるのです。
もちろん好きなことをやって良いよ。
好きなことをどんどんやろう。
でもたまには、逃げて引きこもりたい物事とも向き合って、現実世界で前向きに対処しなくてはいけない。
それが大人というものなんだ。
簡単にいうと、そういう行動の一つ一つが、お給料の多さに変わるのだよ。
嫌なことをやる時は、あんまりできなくて不器用でも良い。
それをやったことを周りに認めてもらうことが、大事なのです。
ああ、こいつも一人前の大人なんだ、ってね。
国の偉い人や、会社の偉い人に、そうやって認めてもらって、君たちのお給料の額は決まるんだよね。
大人の仮面を被って、行動の様子が子供のままの人が現代ではとても多いです。
例えていうなら、体が大人で中身が子供の「逆コナン」です。
でもしっかり大人になった人はみんな、やりたくない事を受け入れて、ぶきっちょにやってるんですよ。
できねえ、できねえ、でもやるしかねえ、って。
恥をかきながらね。
一人前の大人って、実はそういうものなんだよ。