「芸術村3日目(2023.3月)」
今日は、アルバイトスタッフのYさん夫妻とMさん夫妻と私とで、落ち葉掃きをした。
同時にMさんの旦那の弟さんが来て、チェーンソーでバンガローの裏の細いや指の長さほどの下木を伐採した。
みんな村の高齢の方がスタッフである。
この芸術村に未来の希望を感じ、親切にお手伝いしてくれているのだ。
3時間ほどの落ち葉掃きで、落ち葉の量は畑で使う超大型堆肥袋5袋分にもなり、軽トラックの荷台がパンパンになってしまうほどだった。
それでもまだかき集めた落ち葉は間に合わず、積めない分は敷地の端にまとめて寄せておいた。
まずはそれが午前中の第一の仕事だった。
その後、この芸術村で提供するジンギスカンの盛り合わせの商品撮影に入った。
芸術村ジンギスカンとは、北海道の標茶から仕入れた特別な羊肉で、野菜をたっぷり盛り合わせて作った特別メニューである。
特別上等な丸皿に、羊肉、もやし、なす、玉ねぎ、キャベツをこんもりもり合わせて一人前を作る。
それをバンガローを背景にした切り株の上に乗せ、パシャリパシャリとスマホカメラで撮っていく。
その後調理している様子も写真で撮り、食べている様子も撮った。
これらの写真は、北杜市の広報誌に載せるために、今回撮影したのである。
落ち葉掃きで一仕事したあとは、こうしてスタッフ一同で会食し、今年入ってから初めての内輪の懇親会をしたのである。
懇親会では、今後のキャンプ場運営での課題や対策を話し合った。
具体的には、火の扱いについての対策と、テント泊をしばらくやめると言う方針であった。
元々焚き火を禁止にしているが、さらに火を極力使わないキャンプ場に方針を変え、電気プレートやカセットガスコンロで安全にお客様には調理してもらおうということで話は進んだ。
あと、当キャンプ場には「厨房棟」という立派なキッチン施設があり、ここを一日限定1組で貸し出す方針にした。
と言うのは、このまんだらやまは近隣に住んでいる方も別荘もあり、山火事になったら大惨事になってしまうためである。
火の使えないキャンプ場というと、おかしな感じだが、芸術好きな人間達の「憩いの里」というコンセプトで新しく運営していこうと思っている。
そして楽しい懇親会も終わり、みんなスタッフも帰途に着いて、私1人で今度は客室バンガローの壁に飾る絵を取り替えた。
そう、今回、芸術村のために、新しく絵を10枚ほど仕入れて東京から持ってきたのである。
良い感じにレイアウトし、客室を絵画で彩った。
ますます芸術村にふさわしい客室となり、泊まったお客様はこれで、アートをより一層楽しんでくれると思う。
今年の営業はゴールデンウィークからだが、色々な話し合いも進み、絵も新装して、今から楽しみである。