「芸術家はかっこ悪いのか?」
かっこ悪い道を選び、かっこ悪く生き、かっこ悪く死ぬ。
そんな人生は絶対嫌だ。
そう思って、私はこの芸術家という道を選んだ。
サラリーマンという安定した道を蹴飛ばした。
そして命をかけて生きている。
ところが、世間一般では芸術家に対する認識が浅く、歪んだところもあって、芸術家がカッコ悪いという人も多くいるようだ。
なんだよ、日本じゃ芸術家はカッコ悪いのか。。。!?
確かに歴史上の多くの芸術家達は書物を読むと、その偉大な作品に比べて、人間的にはロクデナシばかりだった。
それが今に続き、良くない結果を生み出しているのだろう。
それに世間様から見ると、芸術家は遊んでいるだけという認識だろうと思う。
それは今でも、そういう認識のまま、ほぼ変わっていないだろう。
「働かないで、絵ばかり描いてる。」
芸術家は作品を作ることが仕事なのに、世間にそうやって馬鹿にされてきた。
私はかっこ悪くないように、芸術の道に進み、世間にはかっこ悪いと後ろ指差される。
そんな目に遭ってしまったのかもしれない。
かっこ良いと思っているのは、ほんの一部の人間で、日本人総人口の1割いくかどうかだろう。
9割は馬鹿にしている。
まあ、良いのだ。
結局世界を動かす人間は、1割の人間だ。
人類にとって芸術文化は最も必要な資産の一つであり、それは誰もができることじゃない。
その価値を作る者の世界の中心メンバーなっているのだと、自分を励ましていこう。