「起きてまず、やりたくないことを最初にやろう」
心において、やるのが辛い。
その苦手な事ほど1日の最初にやろう。
簡単にやれるものを1日のスタートにしてしまうと、難しいことをやるエネルギーが後でなくなってしまうからである。
辛い1日のスタートになるかもしれないが、実はそんなこともない。
辛いこともやって仕舞えば、それなりに進んでいくからである。
私の場合は、朝の運動である。
運動はどちらかと言うと昔から好きではないし、避けて生きてきた。
その結果が今の肥満へと繋がった。
運動については、今、心においてやるのが何よりも辛い。
だが今、私は負ける気持ちを抑え込み、起きて一番に運動をしている。
エアロバイクを20分漕ぎ、シェイクダンベルで筋トレしているのである。
運動をやるまでが気持ちの上で辛いし、運動中もすぐ辞めてしまおうかと何遍も思う。
だがノルマを決めてきちんとこなす。
気持ちを紛らわせるために、運動中に音楽を流したり、iPadで小説も読む。
それももう、かれこれ10日間は続いきた。
良い成果だ。
この調子で、ちゃんと続けて1ヶ月できるようになれば、やらなきゃスッキリできない習慣となるだろう。
そうだと確信しているのは、かつて運動嫌いの私でも、痩せるために、1日に3、4時間エアロバイクを漕いで、腹筋を1500回していたのだからである。
そう、これは痩せるのが4回目なのだ。
3回も30キロ以上の減量に成功しているから、今回もそうだとわかるのである。
この様に、辛い工程も繰り返していくと、いつしか辛いことは優しいことに変わり、苦手なものが減っていくのである。
それは、運動に限らず、何にでも言える普遍的な事実だ。
苦手なものを克服するには、苦手なことの回数をこなして、経験を積み重ねる他ないのである。