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「第62回【港の作家展】開催!」

横浜市民ギャラリー
横浜市民ギャラリー

「第62回【港の作家展】開催!」

 

 

今日から、私が所属している横浜の美術団体「港の作家美術協会」による「第62 港の作家展」が横浜市民ギャラリーで開催された。

この港の作家協会で私は副事務局長をしている。

今日は私は主に飾り付けの仕事で、横浜市民ギャラリー一階の展示責任者であった。

 

作家としては、二階にS80号大作「カナの婚礼」、一階にF4号小品「時を刻む十字架」を出品する。

 

6時前に家を出て7時過ぎに桜木町のカフェに辿り着く。

集合は950分であったが、満員電車を避けて2時間前には市民ギャラリーのある桜木町に着くようにしたのだった。

カフェでは、昨日の残ったギャラリーホームページ制作の仕事の続きをして終わらせた。

そして店を出て、急勾配の階段と紅葉坂を上って、930分過ぎには山の上の横浜市民ギャラリーに着いた。

 

開館して、さあ、飾り付けが始まった。

皆が会長の挨拶を聞いている裏で、私は一階会場の作品配列用番号札を地面に置いていく。

そして、会長のお言葉の後は、新人紹介。

なんと、私の教室の生徒、「高田とうこ」さんが入会してくれたのである。

彼女は今まで4号以上の大きさの作品を描いたことがあらず、私の教室で4号作品にチャレンジして頂き、大きい作品への自信をつけてもらった。

そして大作への勇気も奮い立ち、この港の作家展のために、なんと家で30号作品を仕上げてきてくれたのである。

新人紹介が終わると、作品の配置場所を抽選で決めていく。

会長が代表して、会員全員分のくじを引いた。

そして、ようやく力仕事のスタートだ。

作品を抽選で当たった場所に番号札通りに並べ、全体のバランスを見て何枚かは場所を変え、配置は決まった。

次はピクチャーレールをかけていく。

脚立にその度ごとに上がって、天井近くの窪みにピクチャーレールを一本ずつ付けていく。

そして今度は、業者さんの用意した平行器を使い、レーザーの明かりで作品の位置合わせをしていく。

位置が決まると、今度はタッカー(大工仕事用ホッチキス)をピクチャーレール上に打ち、作品を壁に固定する。

最後にキャプションをつけて、いくつかの照明を追加して明るさ調節をして、ようやく飾り付けは終わりである。

 

その後、会場当番を13時から17時までして、今日の展覧会初日の業務は終了。

帰り道に、前から気になっていたラーメン屋「鹿島屋」で、全部具のせの家系塩ラーメンを食べて、事務局の家に泊まった。

 

さあ、明日からまた会場当番の仕事を二日間する。

よく寝て疲れを取って、明日に挑もうと思う。