雨あがりの快晴の芸術村
「GW芸術村7日目」
バケツをひっくり返すような大雨が、午前8時を境に綺麗に上がった。
見違えるばかりの快晴である。
青空を背に、芸術村の瑞々しい新緑が目に美しい。
鳥たちが雨が上がるのが嬉しくて一斉に囀っている。
今日は、雨の間できなかった仕事を、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら片着けた。
今日は夜9時に親友がチェックインするため、その準備に大忙しであった。
あと、消火のために30メートルのホースがもう1セット必要だと私は判断し、AMAZONで頼んだ。
来月に私が講師の企画「芸術村に落ちている自然素材でオブジェを作ろう!」をやる。
そのために、サンプルで何か作っておく必要があるので、今日の午後「げーじゅつまるくんロボ」を造った。
その後すぐ、隣村の若神子の生徒さんRさんが大型バイクで突然訪れてくれた。
私の様子も見たかったのであろうが、仕事が終わった後のバイク遊びの一つに寄ってくれたということだ。
早速、昨日作成した額縁に入れた八ヶ岳の絵をRさんは見つけ、じっくり鑑賞してくれた。
描きかけの100号大作も見せると、絵に対する自分流の講談も始めた。
彼は、私の山梨県の絵画教室生徒だが、元々は見る目が確かな絵画コレクターでもある。
絵画の中の感想や課題を、とても的確な意見で私に提言してくれた。
帰りには、リュックの中に持っていた朝採りレタスを一個お裾分けしてくれた。
そしてRさんが帰ると、今度は午後9時にチェックインする親友を待つ。
時間になると彼は颯爽と真っ暗の中、現れた。
来る途中の砂利道に、鹿の群れがいたらしく驚いた様子でそれを語ってくれた。
さあ、ビールで乾杯だ。
彼の要望通りに、淹れたてのアイスコーヒーを特大コップに並々入れといてあげた。
それと彼は肉好きなのでウインナーを大量に温め、おつまみの枝豆も大量に作ってあげておいた。
妻・愛琥の作って残してあった美味しいコンニャクきんぴらや、ポテトチップス、豆類も出した。
真面目な話も色々バカな話もたくさんし、楽しい時間があっという間に過ぎ、2時間経った。
ビールは二人で4本空けた。
明日朝早く起きて日の出を明野で見るために、午後11時過ぎにはお開きにし、彼はバンガローに私は管理棟に別れ、それぞれに寝床に入った。