芸術村のあるまんだらやまビレッジの風景
お土産に金精軒のスイートポテト
「GW芸術村最終日」
最終日、私は親友の車に乗せてもらって東京まで帰る予定であった。
だが、実は午前中に時間のわからない宅急便が届くために、芸術村から出て帰途に着く時間がわからないでいた。
受け取った荷物を管理棟の中に入れとかないと、盗難の恐れがある。
それで、前の日からヤマト運輸のコールセンターに電話して、10時までに荷物を配達できないか交渉していたのである。
荷物は朝8時から12時の間のどこかの時間に着く。
なので、親友が朝ドライブして8時前まで時間を潰そう、と言ってくれて近くを車で廻った。
大門ダム目指して行こうとしたのだが、途中道を間違えて辿り着けず、広大な畑道のただ中を彷徨ってしまった。
しかし、おかげで山々に囲まれた畑の広がる素晴らしい景色に出会え、思わず親友と記念写真や記念動画を撮った。
そして、最後にはナビの案内で8時前に芸術村になんとか戻った。
朝8時にヤマト運輸のドライバーさんから連絡があった。
「荷物の量が多くて10時時までには届けられそうにない。すみません。」
ということだった。
時間を3、4時間また潰さなきゃならない。
親友に「またどこか車で行って、時間を潰しますか?」と聞くと、「車を拭いてクリーニングしてるから大丈!」と、いうことで、荷物到着まで芸術村で待機することとなった。
私は管理棟の中で、パソコンの仕事をしたり、昨日の疲れで寝っ転がったりして、ダラダラと時間を潰した。
そして10時ちょっと過ぎると、配達が来た!
ああ、これで帰れる。
荷物を受け取って、早い配達で善処してくれたお礼に缶コーヒーをあげ、その後トイレ・シャワー室を施錠したり、水の元栓を閉めたりして、帰りの準備に勤しんだ。
そして、何にも不備がないことを確かめると、芸術村を車で旅立った。
来月まで、またお別れだな。
帰り道、運転しながら親友と談笑して、今回の旅が本当に良かったと、喜んでくれていた。
私はそれが本望であり、そう心から思ってくれてとても嬉しかった。
そして道路が空いていたのでどんどん流れて、1時間半であっという間に東京に着いてしまった。
友人が住む立川の立川駅前で降ろしてもらい、あとは地元駅まで電車で帰った。
実は事前に、地元の駅で妻・愛琥に待っていてもらうよう電話で伝えていた。
我々は落ち合うと、ラーメン屋に行って一杯やった。
こうしてGW芸術村運営は、無事終了したのである。