『CROSS』八切りサイズ
菊池大司教様(東京大司教)と
第67回カトリック美術展にて
「心を輝かす」
「できない、できない。」
「無理、無理。」
「死ぬ、死ぬ。」
そんな言葉ばかりで、1日が終わっていないだろうか。
そして何にもしないで、昨日と同じことをただいつも通りに繰り返しているだけ、だとか。
仕方なく生きている状態。
はっきり言ってそれは非常に勿体無い。
今生きるその命を生かさないと!
毎日は変化の連続だ。
世の中も変われば、友達や家族の事情も変わったり、自分も成長したり老いていく。
それなのに、いつも同じことをしていたら、自分は世界の中で置いてけぼりになるだけである。
変化についていけず同じ事をしている人は、それこそ本当に死んでいくしかなくなる。
「死ぬ。」って言っても、実際死にたくないでしょ?
じゃあ、生きる態度を変えないと。
例えば携帯電話で言うと、いつまでもガラケーにこだわる老人は、スマホにするより高い料金を払って、生活を圧迫しているじゃないですか。
それって、「スマホは無理だ。」と意固地になって、変化についていく意思がないから貧乏を味わってるんでしょ?
変化に取り残されると、実際にそういう目に遭うのである。
「できる。」
「無理じゃない。」
「生きる。」
そうやっていつも唱える文句の反対を意識して、前を向いて前に足を踏み出そう。
いきなり凄い事なんかしなくたって良い。
ちょっとでいいから、良いと思ったら面倒くさがらずに、その事をやってみよう。
例えば、花に水をやるのだって良いし、コンビニ弁当を手作りの食事にたまには変えてみるのでも良い。
そんな軽い事でも、手間を掛ければ心模様が違ってくるはずだ。
その事で少しでも心が輝いたのなら、儲けもんだ。
あとは、自分の思いと欲望に素直に生きていこう。
「心が輝く。」
それが「生きる。」って事なんだから。