2日目の浴衣姿
「夫婦展7日目:薄ぼけた1日」
夫婦展7日目。
連日詰めて在廊し流石に疲れが出てきた。
今日は午前中は家で休み、午後1時にますいわ屋会場に行き、お得意様の着物姿をデッサンする予定だった。
また、浴衣を着て家から行こうと思っていたので、午前11時頃にはもう羽織って帯を結んでいた。
だが、昼まで休んでも一向に取れない疲れに悩まされ、どんよりした気分のまま、気がつけばまだ家なのに12時半。
これじゃあ午後1時に会場に間に合わない。
それで、休むか遅れて行くかどちらかまだ決め兼ねているが、まずは急いでますいわ屋に電話した。
そうすると店のスタッフMさんが出たので事情を説明する。
そして話した結果、お客様と約束したのなら私とお店の双方にとって信用を失う点でマズいという結論に2人で至り、やっぱり午後3時あたりに私が遅れて行くことに決めた。
Mさんには、お得意様に私が急用が入り遅れると、伝えてもらう手配もした。
それはそうと、浴衣で行くのもやっぱりやめた。
結び目の処理がいまいち分からず、腰帯が上手く結わけていなかったからである。
今日はこの「男結び」ができるスタッフがお店に着いてもいないので、着崩れた場合直せないし、帰り道に困難を予想したからである。
実は先ほどの電話でMさんにもそれを言うと、実はMさんも男結びができることが分かり、「じゃあ、店で結び方の特訓しましょう!」と決まり、洋服で店に行き、浴衣と帯をカバンに持っていくことに同時に決めたのである。
で、店に着いたのが14時。
15時より一時間も早く着けば、お客様の私への印象も少しは良くなるだろうと判断し、急いでやってきたわけである。
お客様は、、、というとまだ来ていない。
セーーーーーフ!!!!
ああ、待たせてなくて良かった!!!
そして着くとそのまますぐ、腰帯の結び方をまた教わり少し特訓して、浴衣姿と変身した。
その浴衣姿でお得意様を待ち受けることにしたのである。
だが、そのまま17時まで待っていたが一向にお得意さまが現れない。
う~ん、もうこれは来ないな。。。
何か理由があってこれなくなったのであろう。
そう判断し、お店のMさんにも「もうお疲れですから、お帰りになられて大丈夫ですよ!」と、言われたので帰ることとした。
と、言うふうに今日は、体調や来客に関してはあまり実りのない一日となった訳であるが、まあこんな薄ぼけた1日もあるだろう。
明日が最終日で、まだ明日一日ある。
頑張ろう!!