妻と2人で
妻:愛琥とモデル:新原さんと3人で
10分人物デッサン画
モデルさんの帯締めは安土桃山スタイル
「夫婦展最終日」
今日8日目で夫婦展最終日となる。
私たち夫婦は午後13時頃、2人揃って浴衣でますいわ屋に来店した。
着くなり、昨日会えなかったお得意様のG様にお会いできた。
昨日G様はこちらに向かってから、なんと携帯を家に忘れて取りに帰ったために、ますいわ屋に着いたのが午後7時だったのだそうだ。
昨夕はそういうわけでお時間が合わず、お会いできなかったのである。
だが今日は、ちょうどG様が帰るところに、我々が着きたてで鉢合わせになったのである。
G様は「最近不思議なことばかりが起きる。今日も亀ヶ谷さんに会えないと思っていたのに会えた。」と喜んでいた。
その後、一般のお客様が浴衣を買おうと試着された姿を、人物デッサンさせて頂いた。
しばらくすると私の教室モデルの新原さんが来訪してくれた。
実は3日前から、とてもお得な浴衣を見つけていたので、母にあげようと、今日着くなりその浴衣を購入していた。
青い薔薇の柄で、乃木坂46の生田恵梨子プロデュースのものだ。
それを思いつきで新原さんに来てもらい、妻:愛琥と私と新原さんと3人で記念撮影した。
そして浴衣姿を人物デッサンもして、たくさん色々な話もし、大変楽しい時間を過ごすことができた。
その後、5時過ぎると、新潟でお世話になったアーティスト・川上鈴子さんが来店された。
実はますいわ屋の展示企画は、川上さんがお店に提案してできた企画なのである。
つまり川上さんは、ますいわ屋ギャラリーの生みの親なのである。
その私の直接の恩人が彼女であり、私は川上さんの人間力を本当に尊敬しているのである。
今日は教誓さんという、トレンシングペーパー細工作家さんも彼女と共にいらして、展示をご覧になって下さった。
川上さんも10分デッサンさせていただいた。
彼女ともたくさんの話で盛り上がった。
7時過ぎに今度は、瀬田教会の仲間のTさんが来てくれた。
彼女は私の作品を以前、個展や支部展や本展でもう観たことがあり、妻:愛琥の作品を観るのが初めてで、私の作品と共に楽しみにしていたとのこと。
川上さんもまだ残っていてくれて、観覧後は4人でお茶を囲んだ。
またTさんも10分デッサンさせていただき、デッサン画をプレゼントした。
気がつけばもう7時半。
8時閉店なので撤収時間は30分しかない。
急いで絵を肩付け、お店にお礼を申し上げて、大荷物をタクシーへと運んだ。
運ぶのを、Tさんもなんと手伝ってくれて感謝の限りであった。
こうして夫婦展は無事、8日目にして幕を閉じたのであった。
お天気や、たくさんの来客にも恵まれた。
8日間で描いた10分人物デッサンは合計33枚、33人をそれぞれに描いて、デッサン画を無料贈呈した。
そうして、33人分の感謝の心を戴き、自分の徳も高められたのであった。
それに、妻と自身に浴衣を買い、妻と共に私自身も浴衣姿に変身できて展示空間を作れたことが、大変楽しかった。
そうしてこの夫婦展は、夫婦2人の人生を記念する本当の宝物となったのである。