「神奈川支部委員会と秘伝伝授」
今日は美術団体・新構造社の神奈川支部委員会だった。
私は会の委員なので、この委員会会議には毎回参加している。
会議では、主に年に一度ある神奈川展の企画・運営のために話し合う。
今回私は出品要項の作成を担当し、この会議では作ったものを委員の皆に見せて修正点などを指摘してもらう。
これは内部事情のことなのであまり語れないが、それはもう白熱した意見交換会であった。
毎回この委員会では、強く意見を飛ばし合うのだが、今日は格別に色々な意見がせめぎ合った。
委員の構成メンバーがほぼ女性であり、自分を通すタイプの我の強い人間が揃っている。
会議自体は2時間であるが、息つく暇もない。
自分がパーフェクトだと思って持ってきたものを、あれやこれやと言われて集中砲火状態だ。
これはとても忍耐がいることで、私以外の人間なら、怒ったり落ち込んだりして私の役目はできないかもしれない。
まあ、それはそうと今日は委員会の前に1000円カットで髪を切りスッキリした。
あと、100円ショップ「セリア」でも買い物して、その後100均の横の本屋「ブックファースト」で売ってたコンパクトバサミにも感動し買い求めた。
その後、カツ定食屋「松乃家」でロースカツ2枚食べて、激しい委員会に臨んだのだった。
実は今日はもう一つ委員会の前に、私の絵の師匠・瀧川先生から秘伝の技と知識を教えてもらっていた。
何かというと、オリジナル図案のネクタイの作り方である。
瀧川先生は以前、ネクタイの図案職人だったのである。
先生には型紙をもらい、見本として図案生原画5枚程とネクタイ作品2本も戴いた。
そしてネクタイ作りの後継者として、大変なお役目を授かってしまった。
その秘伝伝授の後、白熱した委員会があり、終わるとコーヒー屋で40分ぐだ~っと休んだ。
あまりに会議が激しくて少し頭痛がしていたためである。
ああ、今日も有益な時間を過ごしたな。
きっとこういうガムシャラな1日が、人生のふとした大切な1ページとなるのだろう。