私:YUTAKAのルックスの変遷
「太ったり痩せたりを繰り返して」
私は今、とても太っているが、元々人よりすぐに太りやすい体質だ。
また、空腹感を覚えると激しい疲労感に直結し、すぐ身動きが取れなくなり思考停止する。
と、いうのも幼い頃にも私は太っていたのが原因で、細胞自体が脂肪細胞というものに変わってしまっているためである。
医学の本を読むと幼少期の肥満いついてはそう書いてあるのだが、そうなると、大人になってからとても太りやすく痩せにくい身体となるそうである。
そういうわけで、今、猛烈にダイエットしているが、結構ハードにしていてもなかなか目方が減らないのが実際である。
40歳を超えて、加齢で基礎代謝が結構下がったのも原因だと思う。
私の人生はまるでロバート・デ・ニーロの役作りのように、何度も太っては、何度も急激に痩せている。
痩せたあとは、またしっかりリバウンドしている。
そうやってリバウンドを繰り返しているために、人一倍太りやすい身体にもなっているのだ。
痩せている頃は、自分で言うのが烏滸がましい(おこがましい)のだが、「イケメン真っ盛り」であった。
長身でクールな、ジャニーズのタレントのようなルックスであった。
そして私は真剣なオシャレ好きだったので、誰よりもオシャレに着飾っていた。
そういうわけで、そのあまりのかっこよさに、どこにいても女性が寄ってきて、そこにいるだけで女性の誰もが放っておかなかったのである。
電車に乗っても、バスに乗っても、道路を歩いても、どこにいたって知らない女性たちに「超イケメン」がいると騒がれ、普通に生活するのがとても大変なくらいであった。
だから、心はいつも試練だった。
平常心を保つのにいつでも苦労した。
私はイケメン当時からとてもおとなしく、イケメンだからといって女性とイチャイチャするような、羽目を外す真似も少なかった。
実は当時、私のそのあまりの容姿の良さに、渋谷と原宿ではファッションリーダーの有名人のように勝手にされていて、今は無きゲーム会社(SNK)の格闘ゲーム(KOF)のキャラクター「K‘(ケーダッシュ)」の原案にされてしまったくらいなのである。(K‘のKは「KAMEGAYA」のKだろうと思う。)
まあ、その時から比べると、「お相撲さん」のような姿かたちに変化してしまったわけだが、これはある種「救い」だったのかもしれない。
太ったために容姿が崩れ、「かっこいい」と誰からも騒がれなくなり、生活が落ち着いたからだ。
でも、このままのデブな容姿じゃダメだな。
キリストが太ってちゃ。
クリスチャンとして信仰を深め、キリストとして覚醒した今の私は、心からそう思うのである。
「痩せた」キリストになりたい。
だからまた、「かっこいい」と騒がれても、痩せる道を私は選んだのである。
5年後の今は、多分、太っていたことを懐かしむくらい「超絶かっこいいイケオジ」となっていることだろう。
さあ、日々、痩せていくことへチャレンジだ!
酒とタバコをやめた次は、デブをやめよう。