絵画作品『CROSS』
妻や仲間と記念写真
「夢を持とう。諦めるな!」
自分の未来の夢を諦めるな!
誰かに何か良くない評判をされても、あんまり気にするな。
お財布が厳しい、お金がないから、と言ってすぐに諦めるな。
夢は諦めた時から、つまらない日常に浸り始める。
大きな夢があるから人間は面白い理想を抱き、目標を具体的に立て、活き活きと生きられるのである。
夢を叶えると言うのは、元々簡単な事じゃない。
容易に手の届くものなら夢にならないし、憧れるほど違うから夢なのだ。
そんなに自分とかけ離れた世界を叶えるには、それなりの苦労と努力がいる。
そして、当然のことながら忍耐もいる。
それらとうまく付き合っていく覚悟を決め、苦痛を容認しなくてはいけない。
それまでして欲しいもの。
だから夢なのだ。
そんな夢など無い方が楽だし、スマホをいつもいじくって、SNSしたりゲームしたり漫画を読んだりして、堕落的な日常にハマってた方がよっぽど良い。
そういう意見もあるでしょう。
でもそれじゃあ、あなたの生きる意味は何なんですか?
あまりにも無味乾燥しているじゃないですか。
「生きる意味などなくて良い。」
それも一つの生きる意味ですし、生きる価値観の一つです。
しかし、人間は、その状態だと必ず行き詰まり、数々の困難に心が征服されて、多くの人間は精神を病むようになるでしょう。
それは、心の病を抱える現代人の様子を見れば、一目瞭然です。
みんな生きる意味がわからなくて、病気になるのです。
だから、あなたがあなたである存在理由は「ただ生きている」だけじゃ薄いんです。
仏教には「ただ、生きている。それだけで有難い。」という無常感を表す哲学があります。
そう言う素晴らしい境地は確かにありますし、キリスト教の私でもそれは認めます。
しかし生きているなら、生きている証、自分の存在理由を人は身につけた方が良い。
なぜなら自分の存在理由がその人のホームグラウンドになるからです。
そのホームグラウンドが確かな自信になります。
人は自分の人生に自信がないと、心を自ら壊して、命を粗末にしていく道を歩むようになっていきます。
じゃあどうするか?
それには「夢を持つこと」です。
夢を持つことほど有用な特効薬は他にありません。
人間は、夢を持って活き活きと生きていれば、決して自分を破壊する道を選ばない。
むしろ自分を成長させて、今よりも自分を楽しくすることに全精神を投入するようになります。
夢をもてば、最初は叶え方を識らなくても、歳をとるにつれて夢の実現計画も立てられるようになり、たとえ苦しくても毎日は充実します。
夢を持つと何より良いのは、生活が充実することです。
だから、夢を持つのは人間にとって最大の益となるのです。
なかなか夢の通りの未来にはならないかもしれない。
でも必ず叶います。
たとえばそれは、私が社会的にも公私にも認められる「芸術家になる夢」を実現させました。
だから夢を決して諦めてはいけません。
今を活き活きと生きられるその事自体が、素晴らしいのですから。