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「一流人を守ろう。出る杭を打つな!」

絵画作品『CROSS』

絵画作品「CROSS」(38×27cm/アクリル絵具、ラッカースプレー、画用紙)77,000円
絵画作品「CROSS」(38×27cm/アクリル絵具、ラッカースプレー、画用紙)77,000円

絵画作品「CROSS」

(38×27cm/アクリル絵具、ラッカースプレー、画用紙)

¥77,000

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埼玉県立近代美術館に行く

YUTAKA 埼玉県立近代美術館前で
YUTAKA 埼玉県立近代美術館前で

「一流人を守ろう。出る杭を打つな!」

 

 

見た目に、一風変わった人は目立ちますよね?

一風どころかどころか、中身を開けてみれば、二風も三風も違う人がいます。

発想の仕方が違ったり、生活の仕方や付き合う人間関係も普通と違い、抜きん出ている。

実は、それを「一流」と言うのです。

ものすごい天才だったり、ものすごい財力を持っていたり、ものすごい強い運命の人は、この一流の部類が多いです。

 

残念ながらこの社会は、そういう一流人を「あいつは変だろ、近づくな!」と忌避し、大体においては差別します。

要するに「天才狩り」のようなものです。

抜群に出来る人がいたら、それが花咲く前に、周りの人間が可能性を叩いて殺してしまうのです。

しかし、結局、そう言う迫害にあった一流人が古今東西、社会を良い方向に変えているのです。

 

日本のことを言いますが、異質な者を排除するシステムは、古来より続く日本の村社会の負の産物です。

その排除システムとは、飛び出た行動をする人間を周りから攻撃して、押さえ付ける仕組みです。

そうしないと日本では、農村部では農業計画が崩れて作物すら育てられませんでしたし、国の権力者の世界では今ある天下を簡単にひっくり返されてしまう危険性がありました。

 

日本は今まで集団でお金を稼ぐ社会だったので、個性を潜めて、協調性を大事にしていました。

しかしもう一方では「出る杭を打って」、「チームワークという大義名分」の中で人間関係が成り立っていました。

そして、どの人も、自分が何かを主張するのに「すみません」と、まずは周りに謝らなきゃならない世界でした。

しかし個人で稼ぐこれからの日本社会では、それは大きな弊害でしかありません。

 

この先の日本社会は、働き方について言えば、一人一人が一国一城の主となるでしょう。

パソコンとスマホのインフラが行き届き、リモートワークが確立されたので、誰でも起業できるようになったからです。

その動きを伸ばしていくと日本は経済的に豊かになっていくでしょう。

だから、これからは日本社会は「出る杭を打ってはいけない。」

社会全体が良くなるためには、出る杭を出っ放しにしとかなきゃならないのです。

そしてそういう飛び出た杭たちに、どんどんお金を稼いでもらい、国を豊かにしてもらわなきゃならない。

でないと、国の経済がどんどん周りの諸外国に遅れを取って、取り返しのつかない事態が待っているでしょう。

お金が無さすぎて、戦争が起こるかもしれません。

戦争も、大きく言えば、「国の経済難」から始まります。

国の平和を守る意味でも、これからの日本社会は、飛び出す杭である一流人達を封殺してはいけないのです。