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「欲張りであれ」

10分モデルデッサン作品集

モデル:ベリーダンサー:アッサラーム智子

作者:YUTAKA

EDEN PROJECT 絵画教室

9/9(土) 開催報告:教室の様子

コスチュームモデルデッサン:10分ポーズ×12回

モデル「ベリーダンサー:アッサラーム智子」


ESSAY

「欲張りであれ」

 

 

人は誰でも、やればやるだけ可能性が生まれます。

だから、あれもこれもやる「欲張り」でいましょう!

え!?それでいいのかって?

はい、良いのです。

一つのことしかできないなんて誰が決めましたか?

それは、あなたが決めたんでしょ?

 

「欲張り」とは聞こえが悪いかもしれません。

しかし、それは誰でも持っているありふれた気持ちの一つです。

それが悪徳だと、私たちは親や教育者に古くから教えられてきました。

でも本当は、欲張りなのは人が成長するための根源的な気持ちであり、欲を張らないと希望が生まれません。

希望が持てないことは、成長できないことに繋がります。

成長をやめてしまったら、人は生きてても死に始めます。

その時点から日常生活は、無味乾燥し、忙しさに追われるだけの地獄生活へと変わってしまうでしょう。

果たしてそれで良いのでしょうか?

それに欲がなければ、人は人ではありません。

欲があるから、人類社会は、数々の歴史を踏みつつ、今に至るまでの成長を遂げたのですから。

欲があるだけでなく、みんな誰もが欲張りだから、人類は発展してきたのです。

それに欲張りじゃなきゃ、恋人を作ることも、子孫を作ることも、収入を上げて生活を良くすることさえ不可能となります。

 

職人でもなければ、大体においてあれもこれもやるのは、本当は良いことです。

可能性をそれだけ広げ、自分の命を生かす方法がそれだけ生まれるのですから。

命を生かすことは、はっきり言って善であり、ちっとも悪徳ではありません。

 

一つの道を模索しながら極めていくのは、もちろん善徳です。

私はその道の生き方が大好きです。

しかし同時に、可能性を一つの道に限定して自分を閉じ込めたら、もったいないとも言えます。

だから、余った時間にはあれもこれもやると良いです。

一つの道を極めながらも、そういう多方面な道をいつも模索するのが欲張りなのであれば、その欲張りは全くの善だと私は思います。

 

だから、どんどん欲を張って、大きく希望を持って、自分をさらに上にあげましょう。

どんどん欲張りになって、どんどんレベルアップしましょう。

それを悪く思う必要など、微塵もありません。

人の目を気にすることこそやめましょう。