個展『十字架の風に吹かれて』四日目の様子
「夢を持とう!」
「夢なんか持つのをやめなさい。」
多くの人はそう親から言われて、実際夢を諦め、何者にもなれないでこの世の生が終わってしまう。
そんなに勿体無い話があるだろうか?
自分の心の拠り所である親からそう言われたら、それが真実であるかと思ってしまう人が多いだろう。
でも、そんなアドバイスは「まやかし」だと、逆に跳ね除けないといけない。
だって、夢を諦めるのは人間の真実ではないからです。
夢を見るのが人間であって、夢を叶えたいと思うのは本能なのです。
そこを押さえつけちゃ、それは嘘ですから。
逆に夢を持たなきゃ、あなたはいつまでも命令に従うだけの戦場の一兵卒ですよ。
それに、仮に自分が勝手に持った夢を叶えられなくても、誰からも怒られませんよね。
なら、夢を持った人の勝ちじゃないですか?
この「夢なんか持つのをやめなさい。」は、ある時、テレビで、料理研究家の平野レミさんが調理中に視聴者に投げかけた言葉で、その影響でうちの母からもその言葉が私に投げかけられました。
平野レミさんは、シャンソン歌手になる夢を諦めて、料理研究家になったそうで、その話に関連づけて、カリスマの一言のように発言されていました。
バカ言ってんなよ。
偉そうに!
ああ、テレビはやっぱり「腐った思想」を垂れ流しするものだな、と思うわけです。
人間は自分を卑下して夢を諦めると、性格も卑屈に変わります。
はっきり言って、そうなってはいけません。
誰か重要な人や有名な人が言ったからと言って、夢を諦めるだけの人生には終止符を打ちましょう。
あなた自身の人生をあなたで掴むには、夢の実現に向けて現実を動かしていかなきゃなりません。
夢を持って、夢のために自分を犠牲にする。
それが生きる真実です。
生活は苦しいかもしれない。
努力は辛くて実りにくいかも知れない。
不都合を受け入れなくてはいけない時もある。
そう言った事ごとのしがらみを負いながら、夢を持って堂々と進みましょう。
それは、逆に、生き生きとした人生の充足感を生み出しますし、汚れた自分の気持ちをありありと綺麗にしていくでしょう。
何者かになりたいのなら、夢を持ちましょう!!
夢は決して捨てちゃいけない。
夢を見るのは、人間の根源的な生きる動機です。
仮に叶えられなくても誰からも怒られません。
夢を持つ事を大いに肯定して生きていきましょう!!