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「急いで俳句を10句詠む」

仲良し3人組

友人Yさんと愛琥と私:梅の花で
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友人Yさん写真集

写真家 YUTAKA

YUYTKAポートレート:梅の花で
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YUTAKAポートレート:多摩川高島屋ローズガーデンで
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ESSAY

「急いで俳句を10句詠む」

 

 

昨日、俳句を再び詠み始めたと思ったら、実は今、俳句を急いで新たに10句作らなきゃならない!!!

俳句同人誌「雅楽谷60号」に載せるのに、掲載用俳句を詠むのを忘れていたのだった。

親友の竜胆さんに60号の原稿ができたか聞かれて、ハッとなった。

なあんにもできてやしない。。。

編集長の草仙さんに急いで、間に合うか聞いてみると、まだ間に合うとの話。

そこで、小一時間ばかりかけて、深夜の秋に10句捻り出してみた。

以下がそれである。

 

・秋うらら 着物美人は 街交ひや

・秋まひる 着物絵筆で 粋を描く

・律の風 うなじ流るる にほひかな

・紫の 振袖乱す 秋時雨

・ジャズ服に 着物羽織りて 秋絵筆

 

・俳句道 秋空十字に 心切る

・聖母祭 愛のシャワーや 天に地に

・聖ミカエル祭 戦地に乞える 豊穣を

・降誕祭 サンタとイエス 忙しや

 

・茶の花や 老母の薬 劉備の愛

 

句の良し悪しは、鑑賞者それぞれに違うと思うが、詠んだ自分としては「まあ、悪くはないな!」と思う。

「会心の出来だ!」という感じの句は、頭に上がってこなかったが、なんとか10句を書けた。

これで「雅楽谷 60号」は挑もうと思う。