新構造展
新構造社の新しい仲間達
ESSAY
「師走の徒」
さあ、今日から12月です。
12月は「師走(しわす)」と言いますが、師(先生)が走るほど忙しいという意味です。
私は生徒を預かる絵画教室の先生ですが、もう12月前から走り続けて多忙にしております。
っていうか、ここ3年は走りっぱなしです。
私も、もう44歳。
働き盛りと言われる年齢になりまして、まさに働きっぱなしの生活に浸っております。
そこに輪をかけるように年末12月が忙しくなると思うと、これではいけない。。。
私の仕事は芸術家で、フリーランスなので、基本的にその日暮らしの精神です。
明日はないと思って背水の陣で頑張らないと、続くような職業でありません。
今までの通りに力のかぎり、その日できることを精一杯頑張りますが、やり過ぎない程度に力配分しようと思います。
でないと、年内1ヶ月の体力が続かないですもの。
気持ちの上では一生懸命でも、ある程度ゴロゴロ寝っ転がる時間も挟みながら、頑張ろうかと思います。
【俳句】
・急げども 死影仄めく 師走の徒
・純白の セーター着込む 羊王や
・羊群や ニット帽王 従えて
・絵筆置き 珈琲薫る 冬画室
・岩が裂け 清水流るる 神の声