重慶飯店新館
仲良し3人で会食
ESSAY
「働く者は贅沢しよう」
お金を稼いでいる人は、お金を掛ける贅沢な休息もたまには良いものです。
へとへとに疲れたら最低1日は休みを取って、高級ホテルに泊まったり、高級なお食事を食べてみたり、お金をかけて思いっきり贅沢してみましょう。
それが、働いてきた自分へのご褒美です。
お金の高いサービスは顧客満足度を第一に考えているので、必ず最高の癒しになります。
お金をかけなきゃ、家で寝ているだけのニートのような普段の休息と何ら変わりありません。
値段の高いものは本当に良い。
長年の私の経験で言えば、それは間違いありません。
安いもので良いものもあるでしょうが、国産でないアイデア商品のようなものだらけですね。
社会へ労働奉仕して社会から手に入れたお金を、また社会へ使うのですよ。
お金を使う休息は、そうやって世の中の経済循環に必ず貢献できます。
お金を余分に使うことを、昔の人は悪だと教えてきました。
少なくとも私の幼少期の40年前はそうでした。
幼なごころに家庭や学校で「安い方が良い。」と私は教育されてきましたし、「良いものなのにこんなに安く買った!」と、いまだに老両親は誇らしげに自慢します。
しかし、酸いも甘いも知ってしまった成熟した私の目から見ると、安いものは安いなりにしか見えないお粗末なものだし、値段の高いものにはどうやっても歯が立ちません。
自分への贅沢として、ご褒美を買ったり、自分を高める教育にお金を使う自己投資などは、全然悪ではありません。
むしろ善ですよ。
簡単に言えば、一生懸命働いている労働者は、高い美味しいものを普通に食べて良いのです。
稼いだら稼いだ分、贅沢していいのです!
それを子供達に教育の場でもっと正直に教えて、大人になったら懸命に働く意識を芽生えさせた方が良いですね。
だって世の中、おじさんやおばさんのニートだらけじゃないですか。
日本は「貧しいことが良い」と教育した結果、働かない人間が巷に溢れるようになってしまいました。
特別な休息にするには、お金はやはり必需品です。
貧乏人だって、友達と一杯引っかけて遊んでいれば5000円はかかる時代なのですから。
じゃあ賢くなって、働きましょうよ!
思想・哲学・文化などの人間的な内面を成熟させていくことも大事ですが、結局はこの世はお金を稼いだ者の勝ちですよ。
そして、この世の摂理では、成熟した中身の人間だけ沢山のお金が手に入るようになっています。
そうすると、結局、この世で何でもできる自由が手に入るのです。
お金は人間の血液と同じような必需品でありますし、それがなくては生きていけません。
「貧しいことが美しい。」と言って、何にも労働しないで貧しくなっている者を、情けなく思います。
お金持ちも、お金を稼ぐマインドも、その他人間として大切な事と同じように私は賛美しています。
【俳句】
・金一封 血と同じ味 あたたかし
・春愁の 曇りまなこや 金と知恵
・贅沢な ランチに酔える 春の舞
・働かない 貧乏人は 冬の風
・お年玉 育つ子供や 学と知恵