いつかのメリークリスマス
ESSAY
「倒れてる場合じゃない」
昨日は浅草本部事務所で久しぶりの新構造事務局会議だった。
しかも終わった後には、展覧会打ち上げの懇親会に参加する予定であった。
でも何だか、心身共に酷く調子が良くない。
私は疲れると左脇腹が肋間神経痛で痛くなるのだが、もう朝から痛い。
銀座線浅草駅まで来て、体が疲れすぎていて「ちょっとこれはマズい」と言う心境になった。
何だか息も苦しいし、身体自体が「疲れた、疲れた。」と、私の脳に対して唸りを上げている。
浅草駅で降りるや否やベンチに腰掛け、妻に電話して体の不具合を話した。
「そう言う時もあるよ。帰ってきて休んでは?」
と言われ、行けない連絡を事務局長にラインで入れると、蜻蛉返りで昼12時には家に帰ってきた。
もうあとは深夜まで爆睡状態であった。
起きたら、そんなに寝てしまった事にびっくりしたのだった。
10時間は寝てしまった格好だった。
おかげでスッキリして、スッキリキリキリ、スッキリンコだ。
ああ、そんなに疲れていたか・・・!
連日、仕事に無理して頑張っていたが、疲れを隠すのにも無理が生じたのだな、と思った。
ところで、中島みゆきの『風の笛』という歌の歌詞にこうある。
『辛いことを辛いと言わず~♪
嫌なこと嫌とも言わず~♪
飲み込んで、隠して、押さえ込んで、黙って泣く人へ~♪』
私はまさしく自分をそれだなあと思う。
みんな他の人だってそうだとは思うが、これじゃあ私だって、ストレスだらけでいつ倒れてもおかしくないやね。
気が抜けた途端に昼間に10時間も寝てしまうなんて、相当なストレスを押し殺していたもんだ。
もう私も44歳。
30代までのように勢いだけでやり切れる歳でもなくなったかもしれない。
これからは本当に気をつけなくちゃな。。。
まだまだやりたいことだらけで、今倒れるには早すぎる。
だって叶えていないじゃないの!
「アートで食える世の中にする」と言う「夢」を!!
心の健康と共に体調管理をしっかりしながら、夢のために用意した私の嗣業(しぎょう=「神が与えた次世代へ継承していく仕事」)を頑張らないとな!!!
【俳句】
・冬の暮 伏すには早し 四十路(よそじ)かな
・世の師たち 走り巡らす 師走かな
・聖夜向け 襟引き締めて 神を待つ
・冬枯れや 心辛しも 岩に座す
・聖夜待つ サンタの彼氏 忙しき