蛟(みずち)人形
妻:愛琥とアフタヌーンティー
ESSAY
「頑張る風邪引き」
忙しくいしていたら、また喉が痛い。
今年始まってから2度目の喉風邪だ。
でも、そんなことを気にしていたら仕事ができないので、風邪薬と気合いで乗り越えようと思う。
今日は朝から自由が丘のメガネのパリミキに行って、先週レンズ交換に預けたサングラスが出来上がったので回収した。
今度のかけ心地は最高で、グラサンのまま良い気分で街を早速歩いた。
その後、渋谷の床屋に行って昨日叶わなかった散髪をして、すっきりした後は銀座のギャラリーの仕事に向かったのだった。
ギャラリーでは作品撮影の仕事を行なっていたのだが、田村晴海さんに出会いご挨拶をした。
実は、晴海さんの作品の「蛟(みずち)の人形」を昨年から予約していたのだが、ギャラリーで受け取ることになっていて、こちらも回収した。
この蛟の人形は染色作家の「稲垣明子さん」の染めた布で晴海さんが作ったコラボ人形で、中に香木も詰まった大変貴重なありがたいものなのである。
ちなみに中に仕込んである香木は1グラムが8万円もする高級品である。
それを晴海さんのご好意で、わんさか詰め込んでくれているのである。
作品撮影の仕事が終わると、今度は銀座G6に向かった。
まずは屋上へ行き一息休み、その後13階にあるレストラン「銀座グラン」で、予約していたアフタヌーンティーを妻:愛琥と3時間楽しんだ。
ティーを楽しむ他にも、高級ビールも2人で嗜み、豪華絢爛な時間を優雅に過ごしたのだった。
ところが帰りになると、息が苦しい。
アップルウォッチを見ると、脈拍が125あり、120を超えた時間が10分以上続いたと警告が出てきた。
あ~、まずい。
風邪引いているのに一日中駆けずり回り、無理が祟ったな。
急遽、イートインのあるコンビニに入り、ミネラルウォーターを買って飲み20分ほど休んで、呼吸を整えた。
帰りの電車もラッキーなことに、クーラーのすぐ下に立つことができ、脈拍は60台まで一気に下がって一安心した。
こうして今日は喉風邪だったが、無理はしたが、1日やり遂げたのだった。
【俳句】
・嗚呼綺麗 グラサン覗く 春の街
・苺塔 アフタヌンティー 飲み比べ
・病いして カフェで寛ぐ 苺宴
・散髪や 綺麗さっぱり 春の舞
・春蛟 牙ツノ生えぬ 平和の使