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「冬将軍到来」

YUTAKA作品集

「CROSS」四六判半裁
「CROSS」四六判半裁

ESSAY

「冬将軍到来」

 

 

寒波が襲ってきたようで、急に陽気が寒くなった。

毎朝の嗣業であるエッセイ執筆も、暖房を入れないと朝の寒さでままならなくなってきた。

あと、やたら眠い。

これは、自分の体が冬眠モードに入った標(しるし)なのかなあ、とも思っている。

 

さて、昨日は、何かしようとして何もしない1日であった。

気がつけば、仕事をしてないだけでなく、ゲームなど遊びもしていない。

まあ、昼過ぎに銀行に用事に行って外の空気と触れあったが、あとは寝っ転がってるだけで、なあんもしていない。

と言うのも、寒さのために起床が遅れ、生活リズムが変わってきたために、いまいち気持ちにハリがないのが原因だろう。

本当は、私はみんなが寝ている間にもう、仕事に取りかかりたい気持ちなのだ。

ぐだぐだしているだけの、実りのない1日であったな。

まあ、身体は休めたけどね。

 

それにしても寒くなったな。

用事で外に出た時に、本当にそう思った。

今までの服装じゃ今の寒さをカバーできない!!

人から体温を奪い眠りももたらす、「冬将軍到来」という感じだろうか?

 

【俳句】

・何かすと 何もしない日 寒鴉(かんがらす)

・電柱で 遊ぶ子供の 寒鴉

・鳩の群れ 丸植え込みで 日向ぼこ

・鳩カラス 雀集いや 日向ぼこ

・ちょこちょこと ふくら雀の 遊ぶ径(みち)