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「私の若き日の人生告白」

『佐渡蜃気楼』

YUTAKAアナログ写真集

モデル:愛琥 カメラ:DIANA INSTANT  2022年新潟佐渡島にて撮影

佐渡の鐘を鳴らす愛琥
佐渡の鐘を鳴らす愛琥

「私の若き日の人生告白」

 

 

自分は元来、活き活きと生きたいと願ってきたし、今もそう願って生活している。

で、実際の生活はどうかといえば、はっきり言って「活き活きとしている」。

それは、私のホームページやSNSでの活動発表を見れば、明らかであると信じてもらえるだろう。

私は、「他者に見返りを求めずに自分を与える生活」を最大に生きている。

言ってみれば、それは「愛と勇気を差し出す生活」であるが、私は大いに満足できている。

その結果、私の意識しないところから様々な神の恵みを授かり、今の私の生活を精神的にも経済的にも支えていると言っても過言ではない。

それが、私を「活き活きと」輝かせるのである。

抽象的に説明したが、これは「思いが現実になる」という、「人生の本当の摂理」を表しているのだと思う。

 

私は芸術家を目指し、20代前半から約10年間を、宛てもなく暗闇に彷徨った。

もう私も今年で45歳になるので、20代の暗闇を告白して良い時期かもしれない。

実は、大学に入ると左翼団体の一員に勝手にされて警察にマークされる生活を続けたり、病気でもないのに精神病院の閉鎖病棟に閉じ込められた時期もあったのである。

それは、はっきり言って、私の意思とは関係ない人権無視の過酷な人生であった。

言ってみれば、私は社会の被害者に勝手にされてしまったのである。

詳しくは割愛させていただくが、不可抗力的に私は10年間の正常な生活を失ってしまったのだった。

これが私の抱える闇である。

 

だから私は今44歳でも、失った10年を差し引くと、34歳と変わらないと信じている。

自分の意思とは関係なく10年間も時間を無駄に失ったために、私はこれからは頑張ろうと今現在も生き続けているのだ。

だから、生きている間は、闇よりも光を選びたい。

そう思って、「活き活きと」行きたいと切実に願っているのである。

 

 

【俳句】

・春の闇 人は光を 退けし

・春光や 闇を好みし 人のうち

・深き罪 優しき人の 辿る冬

・泣ければと 春暁映す 畝なみだ

・悪くなき 人の捕まる 冬の暮れ