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「大雪が降る」

2024年の大雪(2024.2.5)のメモリー

2024年の初雪は大雪でした
2024年の初雪は大雪でした

ESSAY

「大雪が降る」

 

 

本日はギャラリー業務でしたが、なんと午後から関東に大雪が降りました!!

私は、犬や子供の如くはしゃぎたい気持ちと、雪害のめんどくさい大人な気持ちとの間を、揺れ動いていました。

実は「菅谷ひろみ」さんの絵を先日、勤務先のギャラリーで購入していて、雪の中持って帰りました。

作品はエアクッション梱包材で完全防備していますが、梱包材に包んだ作品を入れる外袋がなく、銀座一丁目の「スタンダードプロダクト」まで行って500円の大型バッグを購入して、豪雪の中運びました。

 

 

また、銀座中央ギャラリーに友人の新原充子さんが出展しているので、彼女に会いにその足で、訪廊しました。

突然の雪で、お互いに会うのも気持ちが振るわなかったですが、彼女と去年ぶりに再会すると元気そうで何よりでした。

少し二人でギャラリーを抜けて、30分ばかり近くのカフェでお茶をして別れました。

また、別の作家さんの作品の「ラ・フランス」という洋梨を精巧に紙細工で模した半立体絵画が気に入り、購入しました。

 

ギャラリーの帰り道の夜、気がつけば、豪雪の様子を何枚かカメラに納めていました。

電灯の灯りに照らされてそこだけ見える降雪の凄まじさ。

足跡や自転車の轍の形が、雪に刻印された様子。

ラーメン屋を背景にコンコンと降り注ぐ雪。

ああ・・・いいなあ。

雪は、歩く時滑りそうになったり、次の日アイス盤に変わったり、積もれば生活上困ることもあるけど、正直やはり見ていてワクワクしますね。

これは大人になっても変わらぬ気持ちです。

困るけど、雪は嬉しいです!!!

 

 

【俳句】

・雪降れば 心のメロディ 沸き起こる

・雪好きて 犬や子供と 跳ね歩く

・夕闇に 豪雪光る 電灯下

・ラーメン屋 雪の光が 降りしきる

・足跡と タイヤの轍 雪刻み