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「やらないことをやってみよう」

第6回新構造東京支部展

隅田リバーサイドギャラリー(浅草)

3/18(月)〜3/24(日)

YUTAKA作品

他作家作品

奨励賞受賞!!!

大原達郎さん作品

(EDEN絵画教室の生徒さん)

奨励賞受賞!!!

友人イラストレーター

伊藤まさあきさん


ESSAY

「やらないことをやってみよう」

 

 

人生は、ある程度大人になると、世の中のあれこれがわかってくるので、今の自分じゃできない事柄も分かってきます。

そうなると、途端に自分の人生がいかにつまらないか分かり、楽しい人生を諦める人も多いでしょう。

 

ですが、「人生がつまらない、味気ない。」と言う人は、今の人生がそうなだけです。

新しい刺激に触れてみれば、人生は途端にまた面白くなると思います。

 

それには、自分がやらなそうなことを敢えてやってみましょう。

絶対やらないことをやったら楽しかった、と言うことは可能性として大いにあります。

なんでも興味を持ってやってみる事です。

様々なできる可能性を広げましょう。

 

「俺はこう言う人間だから。。」とか。

「私はこういう人間よ。。」だとか。

自分の可能性を「つまらない自分」に限定しないことです。

自分で自分を決めつけて、自分を閉じ込めちゃいけません。

 

やらなそうなことを下手でもいいから、やってみる。

それが大事です。

そこから可能性がまた開き、人生はワクワクしていきます。

そのうち、それが楽しくなってくるでしょう。

 

例えば、私は今、「俳句」が好きになり毎日詠んでは楽しんでおりますが、それだってそうです。

決して自分じゃ、やらなそうなことでした。

それが今、毎日必ずやることになって生き甲斐になっている。

美しい日本古来の日本語に、日本人としてきちんと触れてみる楽しさに浸っております。

それもこれも、「俳句」を勧めてきてくれた友人のお陰ではありますが、そう言うチャンスを私が生かしたのでそうなったのです。

下手でもいいからやってみるうちに、得意になりました。

初めて出した「横浜俳話会」の主催する俳句コンテストでは、特選や入選を数多く取るほどにまで成長しました。

私は今、芸術家として、俳句人生も大いに楽しんでおります。

 

このように、やらないことをやれるようになることに、人生の楽しさが眠っているのです。

 

 

【俳句】

・やらなきを やれることにぞ 春が来る

・春さなぎ 自分の殻を ぶち破れ

・春纏い 作った壁を 超えてみよ

・やれそうも ない事しては 春愉し

・やるやらぬ 決めたルールを 春壊せ