「着物を着る会」
着物美人のG様
渡辺光彩さんが来訪してくれました
新入社員の方を描く
着物美人のお客さまたちを描く
ESSAY
「個展4日目 -着物を着る会-」
本日は個展会場の東京ますいわ屋で「着物を着る会」というイベントの日でした。
「着物を着る会」とは、この日にお店に皆で着物で来店して、お茶をしたりスイーツを食べたりして、楽しい話を着物姿でお互いに共有し合う、日本文化にとっても非常に大切なお店のイベントの日です。
実は私はこの「着物を着る会」が大好きで、個展時にこのイベントがある時にはいつも、着物姿のお客様たちで、描かれることを希望された方々のデッサンさせていただいております。
今日も美しい着物の数々で、女性のお客様たちがお店を訪れてくれました。
今日は張り切っていたので、お店のオープンと同時に私も在廊を始めました。
まず、お客様を描く前の練習に、着物姿の新入社員の女性の方をデッサンさせていただき、筆慣らしをしました。
描いたデッサンをその新入社員の女性にあげると、とても喜んで頂けました。
まあ、そうして私も手慣らしをして、緊張もほぐし、いざお客様を迎えてイベントスタートとなりました。
まずはイベントとは別に、午前10時に開店するとすぐ、なんと、私の知り合いの偉大な女性アーティスト:「渡辺光彩さん」がご来店下さいました!!!
私はSNSで宣伝はしていましたが、光彩さんには個人的に案内を出していなかったのに、わざわざ見に来て戴けたのです。
渡辺光彩さんは、私の尊敬するリアルなアーティストで、装飾画を主に手掛けていて、現在の絵画界の第一線で活躍されている力の持ち主です。
本当に光栄なことでしたし、こうして実際会場に見に来て応援までして頂き、感謝の限りでした。
しかも一緒に、作品の前で記念写真まで撮らせて貰えました。
本当に、光彩さんの優しさとお人柄には、心から感謝しております。
そうこうしているうちに、お店には次々に着物美人のお客様達が訪れてくれました。
今日は3人のお客様を描かせて頂きまして、私が描いて差し上げたデッサンを見て、3人ともどもに非常に喜んで頂けました。
もちろんそのデッサン作品は無料贈呈しまして、お客様との心のつながりが深められたことを、私も嬉しく思っております。
ですが、実は残念なことに昼休憩を取った時から激しい頭痛に襲われて、4時前に早退させていただきました。
もし、私が何か風邪でも引いてしまって、それをお客様に移してしまったら大変だからです。
私は、もっともっと絵を描いてプレゼントして、お客様たちを喜ばせたい気持ちでいっぱいでした。
ですが事情が事情ですので、イベントの途中でしたが店長様に謝り、帰ることにいたしました。
その時嬉しかったのは、お店のスタッフ達が店長様を筆頭に総出で私を見送ってくれたことです。
嗚呼、私って本当にお店にも大切にされているんだなあと、去り際に手を振りながら、感謝と感動でいっぱいになりました。
こうして個展4日目は終了しました。
会期折り返し地点まで来まして、残すは後4日間です。
本日は体調不良にて早退してしまいましたが、残りは気を引き締めて頑張ろうと思います。
【俳句】
・春うらら 着物美人の 集う店
・ハレの日の 着物姿を 春描き
・日本の美 集約されし 春着物
・美しさ 気品漂う 春着物
・女性の美 着物で決める 春昼間