遠照寺 稚児行列
ESSAY
「芸術村8日目、朝に稚児行列を見る」
本日で「日本芸術村」は今月の営業最終日となりまして8日目となります。
本当は明日が最終日でしたが、都合ができたために1日早く営業終了としました。
朝から隣村の遠照寺では「稚児行列」が開催され、遠くの須玉大橋のあたりから観光観覧致しました。
実は寺の住職が交代になる儀式の日で、その一環で「稚児行列」が行われていたのです。
「南無妙法蓮華教」と先頭の僧が唱えながら、後続の着物姿の子供たちと大きな唐傘を一竿さした大人が行列を組んで行進していく様子に、日本伝統文化の美しさを噛み締め、甚く感動しました。
寺の鐘もゴーーンと昼間に響き、厳かな風景が田んぼ景色の中に広がりました。
それが終わると、今日は休養です。
今日はもうお客様が入っていなかったので、夫婦ともども昼寝に浸り、今までの疲れを癒しました。
夕方、愛車ハイエースを、先日買った「ゴリラの手」と、水道ジェットホースで洗車しました。
また、夜暗くなってから東家「梨楽庵」を懐中電灯を点けながら片付け、帰る支度をしました。
明日は早朝5時に帰ります。
5月の芸術村も、事故も病気もなく、平安のうちに終えることができて嬉しいです。
天の神様、どうもありがとうございました。
【俳句】
・初夏の田や 稚児行列と 寺の鐘
・田の囲む 寺に行進 鉾の稚児
・寺の鐘 響く真昼の 鉾の稚児
・初夏の稚児 神の使いや 寺向かう
・神選ぶ 稚児華やかし 初夏の寺