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「愛のために命を捨てる」

教会に奉納し展示している作品

カトリック瀬田教会アントニオ会館

「CROSS」

「EDEN」


他作家奉納作品


ESSAY

「愛のために命を捨てる」

 

 

「隣人への愛のために、命を投げ捨てる」

このキリスト教の教えは、一見貧乏くじを引くような教えだが、本当は宝くじの当たり券を当てるようなものなのだ。

キリストはまさに愛に命を捨てた王だったが、我々が健やかに長生きする上で本当に命を捨ててはマズイ。

ここの意味は「命懸けでやる」という風にとらえたら良い。

要するに「好きだから命懸け」と意訳しても良いだろう。

 

好きな人(もの)に命を懸ける態度で生きていると、必ずその人は天の国に入れるのだ。

しかも現生のこの世のうちから、生きながらにして入って天国に所属できる。

そうするとさまざまな富を得るのである。

「お金、物品、心身の健康、友の輪」。

この四つの財産を必ず安定的に得るようになる。

それは、さまざまな過去の財産家達も実証している事実である。

例えば大きく言えば、アメリカ鉄鋼王のアンドリュー・カーネギー氏を始め、日本国内ではソニー創業者の井深大氏やクロネコヤマトの生みの親である小倉昌男氏、資生堂の元社長の池田守男氏など、深い信仰を持ったクリスチャン経営者が実はたくさんいて、彼らの提供した商品やサービスが我々の生活する上でのツールとなり、我々の生活も便利になり潤っているのである。

つまりこれは「我々知らない人たちへの愛のために命を懸けた」結果、彼らは莫大な富を得ているのである。

 

まあ、何にしろ命懸けなら、どのような方法を取っても必ず成功に導かれる。

成功した結果は、人と比べれば大きい小さいはあったとしても、自分の歴史の中では必ず財産として刻まれるのである。

 

愛のために命を捨てよう。

そうすれば富が手に入る。

 

 

 

 

【俳句】

・愛のため 命捨るや 夏の花

・夏の虫 愛に生きるや 富が来る

・成功は 失敗ばかりの 夏の風

・愛深き 人の夏空 神の富

・愛すれば 想いは叶う 夏の夕