EDEN PROJECT 絵画教室
(EDEN絵画教室の様子)
愛弟子TAmAKIさんと作品
講師YUAKAと愛弟子TAmAKI
ESSAY
「EDEN絵画教室・・愛弟子TAmAKIさんの遂げた成長」
今日は私の主宰するEDEN絵画教室で、自由制作の授業でした。
そして、今日の生徒はデジタル絵画作家のTAmAKIさんでした。
彼女は、私の教室に真面目に1年半通い続けたおかげで、もうアナログ絵画もベテランになってきていて、最近、次々に30号以上の作品に取り掛かり、F50号、S30号、F40号の順に3枚立て続けに着手しています。
そのうち、F50号とS30号は額に入れ終わり完成を遂げました。
現在はF40号の制作に勤しんでいます。
それと、前回仕上げたF10号作品を教室に持ってきて、背景などの追加修正を行いました。
彼女は主に「太陽」を主題にして最近は作品制作しています。
実はそれには理由があるのだそうです。
簡単にいうと、作品を見た人に元気になって貰いたいとのことです。
最近、彼女の元気だった友達が突然難しい病気になってしまい、家や病院の外に出られないでいるので、作品をプレゼントして「絵で太陽を見せてあげたい」のだそうです。
また、彼女に限らず閉鎖された空間にいる者たちに、自分の太陽の絵を見せて元気になってもらいたい。
なぜなら、どんなに暗い気持ちの人でも、明るい太陽の下では、気が晴れて元気になれるからです。
そういう絵を描きたいから「太陽の作家」を目指し、今修行している、と彼女は言っています。
私が嬉しいのは、TAmAKIさんが自身の作品に対して、明確なコンセプトを持てるまでに成長を遂げたことです。
だって、彼女は人一倍頑張ってますもん。
隣で見ていて、いつも「偉いなあ~。」と我が愛弟子ながら感心してしまいます。
例えば、彼女は自らポケットマネーを制作道具購入に注ぎ込み、安いものから高いものまでたくさん揃えて吟味して、特に100均店で済むものに関してはそれを使い、100円であるのにも関わらずそれ以上に有効に使える便利な道具も次々に発見して、道具の研究にも余念がありません。
様々な絵の具やインクなども揃えて研究し、彼女は本当に絵画制作を心から楽しんでいます。
そういう、言われなくても自分を磨く態度からして、彼女はもう一流の作家と同じになってきました。
私はTAmAKIさんが私の教室でここまで変身してくれて、本当に嬉しく思っています。
皆様も、私のEDEN絵画教室に来れば、TAmAKIさんのように必ずしっかりしたアーティストになれます。
ご興味のある方は、ぜひ亀ヶ谷絵画教室の門戸を叩いてくださいね!
【俳句】
・打ち込めば 変身できる 人の夏
・夏の日や 弱きを照らし 蘇生さす
・病舎にて 恋しくなるは 夏の日よ
・絵描き道 夏の波間を 掻き分けて
・夏の日に 病者弱者は 蘇り