「EDEN絵画教室」亀ヶ谷亭トイレ
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ESSAY
「うまくいかない時に前向きにもがく」
人間生活は、うまくいっている時に、全てが自然と楽しいのは普通ですよね。
それよりも、うまくいっていない時に、いかに情熱的に、また楽観的に健やかに過ごせるか。
つまり、うまくいっていない時に、楽しめるか。
そのことの方が重要なのです。
そうするためには、自分の強い意志を貫く必要があります。
人は、本当に健やかに過ごすには、楽観的でなくては落ち着きません。
楽観的とは、嫌な事象が起こった時に「まあ、そういうこともあるさ、でもなんとかするから大丈夫!」というメンタルの有り様ですね。
クリスチャンの私からしてみれば、何事も「神様の与えた結果」なんですよ。
不満足な現状であっても、その現実に対してポジティブでいられることはとても大切なんですね。
問題は、そういう神様の提示したものを試練と前向きに受け止め、いかに人間として努力をするかです。
まあ、悲観して、全ての対策を事前に練って前に進む完璧主義の方法もありますが、私の場合は、全てを「神様の与えた結果」だと楽観的に捉えて、その都度アッタクして準備していく現場主義の方が、性に合っています。
だってその方が人間的に無理がないし、ストレスが小さいですからね。
まあ、どちらが好きかのタイプがあるので、悲観主義か楽観主義かは、人によって好きな方を取れば良いでしょう。
何事もうまくいかない時には、自分の意志を貫くことが大切です。
それには、うまくいかない事象のために情熱を燃やし、どうにかしようともがくことです。
そうです。
それは、神の前で「もがく」ことなんです。
眼前の問題と格闘することは、全然みっともないことではありません。
むしろ、素晴らしい人間的な美徳の1つです。
「意思を貫いて生きる」から、神の前で人間的に「もがく」訳です。
ある程度は生きるに妥協も必要ですが、情熱を燃やして「もがく」から、あなたはあなたとして尊いのです。
反対に、寝て待ってたら解決することもあるでしょうが、それは実はその場しのぎで本当には解決していません。
問題をスルーしたので、新たな未来に同様の問題が起きた時に、また苦難として襲ってくるからです。
情熱的にもがくことは興奮状態ですよね。
だからこそ、何事も現実は自分で作れるんだと、高い希望を持って楽観して過ごしましょう。
話す次元が急に変わりますが、楽観的に生きるキリスト教最大の教えはコレです。
「他人も自分も許すこと」。
そしてできれば「許して愛すること」。
その2つの対人間の生活態度が、神様に最大に喜ばれるのです。
そのように生きることが、明るい未来を作り、健やかに生きるために最大の秘訣となってくるでしょう。
【俳句】
・問題を 苦と思わねや 意志の夏
・気晴らせと 梅雨の街往き 傘揺らす
・晴れ模様 傘の図案で 遊ぶ梅雨
・晴れぬども 梅雨が鎮めし 喧嘩熱
・人生の 自分の旅で もがく梅雨