過去作を振り返る
今日のYUTAKA
ESSAY
「嘘は本当になる」
人は社会で有名になると、神様から必ず受ける試練があります。
それは、自分に関する虚偽情報が社会へ広がってしまう現象です。
つまり、嘘が本当になってしまうのです。
もしそうなったら、本当では無いことを本当だと思われてしまう社会の誤解の中で、闘って生きていかなくてはいけません。
貴方一人がウソ情報を嘘だと知っていても、その他大勢がそれを本当だと信じてしまうと、実は社会の中では本当になってしまうのです。
どうしてそうなってしまうかといえば、貴方への嫉妬、つまりヤキモチが全ての発端です。
貴方を羨む、貴方の周りにいる近しい人が、実はそう言う情報を流しているのです。
そう言うと人間不信になってしまいそうですが、だいたいは仲の良い人が貴方の悪口を、裏でその他大勢に吹聴しているのですよ。
それは、ある程度有名になってくると必ず起きる現象ですから、勇気を持って、その事実を受け入れなくてはいけないのです。
例えば、私は有名人ですが、口の立つ知り合いから、私のいないところで悪口ばかりを言われているそうです。
それを、ある友人から聞き、最近知りました。
それを知り、大変ショックでした。
私としては、本当ではないことばかりを周りに広めることを、できればやめてもらいたいです。
まあ、思うのも、言うのも、その人の自由ですし、「表現の自由」は日本国では憲法で保証までされていますから仕方ないことだとは思っておりますが、根も葉も無い偽りを事実のように広めてもらっては、私としては大変困ります。
聞いた人は、偽りでもそれが本当だと信じてしまいますからね。
そう言う意味じゃ、私は、今現在も、世の中で本当だと言われているウソと戦っているのです。
大勢の人が本当だと思うことには、正直勝てません。
自分が「それは違う」とどんなに言ったところで、通りません。
根拠のない嘘でも一度社会で信用された情報は、揺るぎない事実のようになってしまうからです。
まあ、私にできることといえば、自分だけは自分の望みの通りに誠実に生きることだけでしょうね。
結局、私にはそれしかできませんもの。
思う通りに人生生きていられれば、ウソでも何でも言われようが、それで良いと腹は括っております。
実際、私はそのように生きているから、自分の境遇に何の不満もありません。
神様はちゃんとご存知ですから。。。
【俳句】
・嘘言われ 本当となる バカの夏
・言われても 構わず進め 夏のよに
・世の中は 儚き夢の 蝉時雨
・夏の月 眺める酒に 我を知る
・噫(ああ)無情 取れぬ想いの 夏霞