EDEN絵画教室
6/8(土) 「自由制作」
天才『二葉のりえ』さん、教室に入会
教室授業風景
ESSAY
「天才生徒さんの増えたEDEN絵画教室」
今日の私:亀ヶ谷主宰「EDEN絵画教室」には、新しい天才生徒さんが来ました!
私が委員として所属する美術団体・新構造社準会員の「二葉のりえ」さんです。
彼女との出会いはもう6年前ほどになり、その頃、北鎌倉にあるギャラリーの新春グループ展で出会いました。
私が彼女の出展していた「鳳凰」という不死鳥を描いたフルイドアート作品を購入したことが、出会いのきっかけでした。
実はその作品はとても気に入っていまして、今、山梨県:日本芸術村の客室バンガローに飾っております。
フルイドアートとは、たくさんの多色液体絵具をキャンバス画面に山のように垂らして、キャンバスを傾けて動かしながら、その動きだけで絵具をかき混ぜて着色していく手法です。
実は、彼女はフルイドアートを自身で研究して身につけた努力者であり、この分野では彼女の右に立つ者は日本では少ない程のアーティストになりました。
そのような努力家の意味でも、表現力における潜在的な意味でも、私は彼女が天才だと思っています。
そんな素晴らしい方が、今日から教室生徒になってくれたのです。
彼女は今日初めて教室に来てくれて生徒さんになった訳ですが、何にもできない初心者というわけでなく、ある程度の絵画制作技術は持っています。
それなので、あるテーマ(課題)を私が与えて、彼女がそれをその場で自分なりに描くという授業を行いました。
テーマは「抽象的な犬」にしました。
実は彼女は愛犬を飼っていて大の犬好きなので、好きな犬をテーマにチャレンジできる課題が前向きで良いと考えたからです。
今日は、私は天才「二葉のりえ」さんがどこまで自分の力で作画していけるかを、隣で見ながら確認しました。
はじめに結論を言いますと、もうテクニックはベテランで「正直、すごいな!」という感じです。
彼女はもう何にも言わなくても、自分の判断で、次々と変幻自在に描いていくことができるように見受けました。
なので私がアドバイスしたのは、「あなたの愛犬に対するあなたの心を描きなさい」ということで、絵画制作に対する心の姿勢を指導しました。
私は、もう描ける生徒さんに対しては、なんでそれを描いているのか?や、何を描いているのか?を生徒さんに合わせて適切に進言して、言葉の力で制作を支えるようにしています。
そして教室授業時間の2時間があっという間に過ぎました。
とても面白い作品が、完成への途中段階ですが、出来ました!!
私の与えたテーマ通り、「抽象的な犬」そのものになりました。
初めは2時間で一枚仕上げる方針で描いていたのですが、彼女はだんだん描いているうちに面白くなってきて、もっと時間をかけて描き込みたくなったようでした。
それなので、途中までEDEN教室で仕上げて、あとは家で続きを描いて私にLINEで見せれば良いと指導しました。
途中までですが、背景の作り込みが秀逸で、犬の顔も独創的に描けたと思います。
今日も楽しい教室授業風景になりまして、講師の私も生徒の双葉さんも、共に喜びを分かち合えた素晴らしい1日となったと思います。
私はにとっては、天才的な生徒さんがまた一人増えて、心から神様と運命に感謝しております。
【俳句】
・絵を描きて 好きに生きたし 夏の宵
・夏の筆 心の自由 解き放て
・犬描きて 自分の心 描く夏
・冷奴 暑き日食べて 喉潤う
・居酒屋で 妻とビールを 交わす夜