横浜・六角橋商店街で仲間と呑み遊ぶ
ESSAY
「居酒屋『かめちゃん』」
今日は白楽にある横浜・六角橋商店街に初めて行きました。
実は、美術団体・新構造社関連の仲間達4人で集まり、居酒屋「かめちゃん」に呑みに行ったのです。
元々は4人のうちの話の発起人はAさんなのですが、僕の苗字が「亀ヶ谷」なので同じ名前の「かめちゃん」という面白い居酒屋に行きましょうと、お誘いを受けたところから皆集まり参じました。
「かめちゃん」は六角橋商店街の一角の細い横丁の「仲見世通り」を入るとある、昭和の雰囲気がぷんぷん匂うカウンタータイプの居酒屋でした。
また、「かめちゃん」の隣には「あけたて」という雑貨屋さんがあり、Aさんの教え子が経営されています。
Aさんは、実は六角橋中学校の英語の教師を昔していて、「あけたて」店主はその教え子なのです。
元はと言えば、Aさんもその方の紹介を受けて「かめちゃん」を知ったのでした。
楽しいことに、「かめちゃん」には、その名の通り、海亀の陶器のオブジェが外に飾られています。
さて、「かめちゃん」に入ると、女性店主が一人で、店を切り盛りしておりました。
まずは4人皆で生ビールで乾杯しました。
すると、「卵焼き食べますか?」と店主から言われ、とても美味しいアオサ入り厚焼き卵をいきなり作ってくれて、出来立てをハフハフと皆で食べました。
そして、すごく珍しいという、タコとニンニクのキムチを出してくれて、それも美味しくつまみました。
そうやって呑み食いしながら4人でいろんな話に花を咲かせていると、女性店主とも会話が打ち解けて、とても仲良くなりました。
女性店主の名前は「姫ちゃん」と言い、日本に来て38年も暮らす在日韓国人の方でした。
彼女が実は、カトリッククリスチャンであることがわかり、私もそうなので、たくさんの共通の話題で盛り上がりました。
帰る頃には、まるで友達のようにまでなり、またの再会を約束したのでした。
実はその友達になった「姫ちゃん」が、カラオケボックスを紹介してくれて、そこはなんと「かめちゃん」の紹介で30%OFFになるというので、姫ちゃんがカラオケ店まで一緒に歩いて案内してくれて、皆で向かいました。
入ると、そこは、安い上に居心地の良い「当たり」のカラオケボックスでした。
そうして、始まるや否や、皆で熱唱し、踊る者は踊り、夜の宴を何時間か楽しみました。
こうして、新構造プチ呑み会は楽しくすぎて、暑い夏夜の夢体験を4人で共有できたのでした。
今日の「かめちゃん」は最高でした。
かめちゃんの「姫ちゃん」も最高に良い人でした。
またしばらくしたら、「かめちゃん」に一杯呑みに行って遊びたいと思います。
【俳句】
・夏の酒 古商店街 居酒屋で
・夏交わす グラスの酒で 仲深め
・真夏夜に 昭和の店で 酒を飲る
・酒呑んで 国境超えて 夏夜湧く
・タコキムチ 珍味の夏に ビール咲く